macOS SierraになってからKarabinerに取って代わったKarabiner-Elementsですが 色々と進化していてKarabinerで出来ていた様な事は大体出来るようになっているみたいです。
むしろ色々と出来ることが多くなってる様子。
マニュアル
最初使い始めた頃はマニュアル的なものも無かったので Exampleを見たりソースコードを直接見たりして調べてましたが 現在は結構充実したマニュアルが存在します。
どの様なキーが使えるか一通り載っています。
また、いくつか例も載っているので大体のことは ここを見れば出来る様になると思います。
to_if_held_down
12月30日リリースの11.5.0で入った様ですが、
通常のto
の代わりに
to_if_held_down
という
キーを使うとキーを一定時間押していた場合に
別のキーを送れる様になります。
to_if_alone
の値を指定するとすぐに離した場合はこちらが送られます。
これを使って以下の様な設定をしています。
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HHKBではTABの上にESCがあります。 通常のキーボードではここに`があるので ちょっと癖が強いです。
そこで、この設定によりHHKBの場合はESCを押してすぐ話す場合には
`
、長押しした場合にはESC
が送られる様にしてあります。
途中にあるparameters
によって250ms以上押せばESC
が送られる設定になっています。
この設定をしていますが、ESC
は⌃-[でも送れる様に
設定してあって通常はこっちを使います(Vim like)。
mouse_key
mouse_keyというものがもうちょっと前に実装されていて、 これによってマウスカーソルを動かしたり スクロールをキーに割り当てたりすることが可能になります。
これまで、同じことをAppleScriptを使って動作させ、
これをshell_command
で呼ぶようにしていましたが、
これだとキーを押し続けた時にリピートして動いてくれませんでした。
今回、mouse_key
を試してみた所押しっぱなしにすると
カーソルが動き続ける様になったので嬉しいところ。
以下の様な感じで⌃-⇧-H/J/K/L で左下上右にカーソルを動かせる様にしています。
ついでに⌃-⇧-N/M/Pで 左クリック/中クリック/右クリックが出来る様になっています。
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まとめ
上の設定とかは下のページのPersonal Settings
から取ってこれます。
実際には KE-complex_modifications をForkしてerb形式で書いて作っています。
Karabinerでも作ってたVim emulationも同じページにあります。