GNU Screen 4.5.0
今回のアップデートは主にバグフィックスのためのリリースとなっています。
前回の4.4.0から半年ほどなので、以前の1年間隔よりは短い期間でアップデートが来て アクティブさが上がった感?もあります。
新しい機能としてscreen -L
とするとscreen
を立ち上げてる間のログを書き出すことが出来ますが、
デフォルトでscreenlog.%n (%nはウィンドウ番号)というファイルに書き出されます。
このファイル名はscreen内のコマンドでlogfile filename.%n
みたいな感じで変更することが出来ます。
4.5.0ではこれに加え、screen -L filename.%n
とコマンドラインで開始時に指定できる様になりました。
man screen
では
-L tells screen to turn on automatic output logging for the windows.
By default, logfile's name is screenlog.1. You can sets new name:
add it right after -L option e.g. "screen -L my_logfile".
となっていて、下の2行が新しい機能の説明です。
ログを頻繁に使う人に取っては結構便利な機能だとは思います。
その他どの様なバグがfixされたかなどはsavannahのポストで:
Mac Homebrewの文字化け対策版のアップデート
追記: 2017/01/20
ちょっとhardstatusがおかしな表示になるところがあったのでパッチをアップデートしました。
すでに下の方法で4.5.0をインストール(もしくはアップデート)した場合には 自動で新しいものにアップグレードされないので、
$ brew reinstall screenutf8
を実行して再インストールする必要があります。
追記ここまで
今回のアップデートは特に使いたい新しい機能も無いので、 Bugfixされたものに普段から悩まされてるとかでない限りはすぐにアップデートする必要は無さそうです。
MacではHomebrewで文字化け対策版を自分でFormulaを書いていて 簡単にアップデートできるのでアップデートしておきました。
$ brew install rcmdnk/rcmdnkpac/screenutf8 --utf8
で入れられます。
ちょっとコードの改変が進んでてパッチを素直にそのままあてられ無くなってたのでちょっといじる必要がありました。
現在あててるパッチなどの情報はFormulaで:
Homebrew公式に入ってるscreen
はまだ4.4.0ですが
こちらも直にアップデートされると思います。