家の掃除機がけはお掃除ロボットに任せていますが、最近使っていたものが カーペット上で止まる様になってしまいました。
最初タイヤを回すモーターが弱ったか、と思いましたが、よく見るとタイヤが空回りしていました。 そこでタイヤをなんとか出来ないかと工夫してみた、という話。
使っている掃除機
今使っているのはこれ:
マッピングが出来、吸引と水拭きも出来るものとしてはコスパはかなり高いものだと思ってます。
この前にマッピング出来ないものを使ってましたが、マッピングがないとどんなに小さな部屋でも基本的に充電が切れるまで1時間位掃除し続けますが、マッピングがあればちゃんと掃除できてないとこだけ掃除するので圧倒的に掃除の時間が違います。(一部屋位であれば5分ほどで終わります。)
特に今家にいる時間が多く、在宅中に動かさざるを得ないこともある状況下ではさっと必要な分だけやってくれるのはだいぶ違います。
DEEBOTのタイヤ
DEEBOT OZMO 901のタイヤはこんなの。
これが現状ですが、恐らく初期に比べて少しすり減っています。
実際、初期から絨毯の上で少し立ち往生するようなときがあり、そうした時にこすったあと見たいのが残ってることがあってタイヤが擦れてるのかな、といったことがちょくちょくありました。
その辺はちょっと拭けば大体落ちたので余り気にしてませんでしたが、 やはりすり減っていく事によってグリップ力は落ちていった様です。
そこまずはタイヤの替えがあるかな、と思ってちょっと探してみましたが、 公式には売ってないようでした。 修理とかに出せば交換してくれるかもしれませんが、恐らく結構高い(最低でも1万円とか、下手すると本体と同じくらい…)だろうし、そもそもタイヤ交換とかしてないかもしれません。
楽天に N79のタイヤとか売ってましたが OZMO901のものはなし。
AliExpressというサイトにDT85のタイヤがあり、OZMO 901のタイヤにも似てそうなんですが確証は持てず。
もしかしたらと思って、OZMO 901をちょっと分解してタイヤ部分見てみようと思ったんですが、結構複雑な作りになっていて、タイヤを出すのはかなり大変そうだったので一旦断念。 そもそも2つ買うと4000円位になるので、元の値段考えるとどこまで意味あるかな、という感じも。
交換以外の方法
探していると、Braava用のラバースキン、というのが売ってました。
この辺使えそうかな、とか。
最終手段だとこれかな、とか思ってたんですが、同じ様にゴムてきなものを貼り付けてやればよいか、ということでちょうどよいものないかな、と思って探していたところ、 100円ショップで見つけたこれがちょうど良さげ。
ということで着けてみます。
100円ショップのタイヤの威力
こんな感じでそのまま着けます。
輪ゴムの大きさよりタイヤの大きさのほうが大きかったので特に接着剤とかも着けずに そのままはめているだけです。
OZMO 901のタイヤは軸が外側だけくっついている状態で内側は空いているので、 表側から輪ゴムを抑えながらタイヤを回して一周させて輪ゴムをはめ込むようにすれば 特に分解とかすることもなくはめることが出来ました。
2本横にはめようかと思いましたがきれいに行かなかったのでとりあえず1本。
また、2本を重ねてやればより強力か、と思いましたが重ねると今度はタイヤが枠に 引っかかって回りづらくなってしまいました。 そういう意味で輪ゴム1重だと全く問題なく回るので結構完璧な厚さの輪ゴムでした。
輪ゴムを着けて実際に掃除してみたところ、 最近詰まっていたカーペット状も難なく進める様になりました。
ちなみにカーペットはこんな感じのラグマットです。
上のとはちょっと違いますが、厚さ35mmなので結構厚いやつです。
カーペット状も問題なく動く様になりましたが、 加えてこれまでよく立ち往生していたちょっとした段差とかも かなりスムーズに乗り越えられるようになりました。
また、輪ゴムの擦り切れによるカス的なものも今の所気になるようなほどは出ていません。
替えもたっぷりあるので、多少擦り切れてもすぐに交換できます。
まとめ
ということで、ロボット掃除機の動作が鈍いな、と思ったらタイヤに輪ゴムをはめてみると 段違いに動きが良くなるよ、という話でした。
今回は平べったい幅のある輪ゴム使いましたが、とりあえず、であれば普通の細い輪ゴムでも良いかもしれません。
動きを見てる限り、最初に買ったときよりもよっぽど良い動きをしてるので 最初から着けておいたら良かったと思います。
OZMO 901以外でも大概のロボット掃除機でうまくいくんじゃないかなとも。
軸が両側に出ている様なのだと一度外さないといけないので面倒ですが、 もしタイヤが滑って仕方ない場合は輪ゴムを切って接着剤で着けてしまうのも一つの手かな、と。
後はタイヤと周りのカバー部の余白がどれだけあるか、ですが、 どのロボットも多少タイヤが動く様な設計になっているのが多いと思うので輪ゴムくらいの余白はあると思います。
いずれにしろ100円で簡単に試せるので、やってみて損はないです。