Homebrewの拡張:brewdler, tap, cask で書いた所に追記しておきましたが、 Brewallをざっと書いてみた 後で、 Homebrew brew-tap について ちょっときちんと理解してなかった所があったので、 その辺上手く管理できるようにBrewall をアップデートしてみました。
Tap
Tapは元々Homebrewに元々入ってるFormulaeに加えて、新しい Formulaeの入ったGitGubレポジトリを追加して扱えるパッケージを簡単に増やせる、 というのが本来の目的の様。
- Homebrewで紹介されてるレポジトリ一覧: Interesting Taps & Branches
最初にHomebrew-caskだけを見ていたので、 このパッケージの様に1つのレポジトリに1つのパッケージがあって Formulaとパッケージと同時に管理するのが普通だと勘違いしてました。
なので、前回の時は
tap
と書いておくと、指定したリポジトリの中にFormulaが1つだけあると仮定して、
そのFormulaに対しbrew install
も同時に行うようにして、
2つ以上ある時はエラー出すような形にしてました。
これだと色々なレポジトリをtapして追加してる場合は使い勝手が良くないので、 その辺を主にアップデートしました。
tapall
新たにtappall
コマンドを追加しました。
新しいBrewallだと
tap 'phinze/cask'
と書いただけだとcaskレポジトリをtapするだけになっています。
もし、brew install
も同時に行いたい場合は、代わりに
tapall 'phinze/cask'
と書くと、caskレポジトリにあるFormulaeを探してきて全てインストールします。
この場合はbrew-cask
のみですが、複数のFormulaeがある場合も全てインストールします。
インストールするパッケージを限定したい場合、
例えば上のIntaresting Taps & Branchesの中で一番上にある
science
というレポジトリのabyss
というFormulaについてだけ
インストールしたい場合は
tap 'Homebrew/science'
brew 'abyss'
とします。この場合でも、順序は気にしなくて大丈夫です。 (Brewfile内にあるtapを常に一番最初に行うようにします。)