- 欲しいスペック
- Dell Inspiron
- VAIO Z
- ThinkPad Yoga 12
- Lenovo YOGA 900
- 東芝 dynabook KIRA L93
- Microsoft Surface Pro 4
- まとめ
欲しいスペック
- 13インチ位の軽く持ち運べる物。
- ただし、外に持ち出すことはあまり無いと思うので重さやバッテリーはさほど気にしない。
- メモリ8GB以上。
- Intel第五世代(Broadwell)のCore i7か第六世代(Skylake)のCore i5以上のCPU。
- GPUはこだわらない。
- ディスクはSSD。容量は128GBでもOK。
- ディスプレイは出来ればフルHD以上。
- 出来ればタッチパネル。
- 英語キーボードが選べる(必須)。
- 値段は20万円程度まで。
と言った所。
机にずっと置いておく、と言う感じよりはちょこちょこ持ち歩いて使いたいので 13インチ位の大きさで。
動画編集などをしないので必要以上にスペックが欲しいわけではないですが GPUは気にしないにしても CPUはなるべく最新のものにしたいのと、 やはりメモリは最低8GBほしいな、と。 後、SSDにはしたい。
今のMacはメモリ16GB載せてますが、半部に上使うことはあまり無いので8GBでも大丈夫そうかな、というのと、 色々見てると16GBまで載せてるのがあまり無いので取り敢えず8GBでも良しとします。
タッチパネルはかなりオプション的な感じですが、 前に Latitude XT2 タブレット を使っていて、ダラっとしながら色々見るのにタブレット型だとかなり良いので 出来ればタブレット型になるものが欲しいな、と。 手元に他にタブレットが無いのもありますが、 タブレットを使っていてもふと普通のパソコンで作業をしたくなることもあると思うので 2 in 1な感じなやつが欲しい訳です。
ということで、色々見てても切りが無いので取り敢えず 2 in 1な物を探して比べて見ます。
Dell Inspiron
New Inspiron 13 7000シリーズ 2-in-1 (2015/10/6発売)が 今のところの第一候補。
一番スペックを高くすると 第六世代のCore i7(i7-6500U)で8GBのメモリです。 GPUは内蔵インテルHDグラフィックス520。
重さが1.67kgとちょっと重め。 サイズは330.12x222x19.41mm。 バッテリーは最長8時間持続。 OSはWindows10が載っています。 ディスプレイは1920x1080pxのフルHDTVです。
ディスプレイ部分をそのまま反対側に倒してタブレットみたいにして使えます。
このタイプではスペックが一番高いものですが、 Core i5のタイプだとメモリが4GB のみなのでCore i7一択です。 メモリは増設不可な模様。
256GBのSSDがついてこれで10万円程度なのでかなり安いんじゃないかな、と思います。
これを普段持ち運び用にするにはちょっと重さが気になるところですが、 家の中でちょっと持ち運ぶ程度なら問題ないかな、と。
同じInspironシリーズに11インチと15インチがあるのですが、 11インチは普段使いとしては小さすぎるので難しい所。
15インチの方は第六世代Core i5で8GB、500GB HDDのみですが、 これが9万円程です(Office無しの場合)。
ただキーボードが見たところ日本語しか選べないのと、 解像度も1920x1080pxなので無理に大きな画面である必要はないかな、と言う感じ。
また、法人用PCのLatitudeシリーズにも2 in 1がありますが、 Latitude 13 7000シリーズ2-in-1 というのが大体同じ大きさ、重さなんですが、こちらは CPUがCore Mのみなので バッテリーの持続時間は10.5時間と長くなりますが家で使う分には速い物が欲しいので余り意味がありません。
ただ、こちらはディスプレイ部分が分離できて普通のタブレットの様に使うことも出来ます。
値段はこちらのが13万~と高いです。
また、Inspiron上のモデルの New XPS 13 (2015/10/20発売) というものもタッチパネルが選べますが、 こちらはディスプレイ部分を回したり出来ないので使い方としては普通の ノートパソコンの様にしか使えません。
ただ、こちらは11インチの筐体に13インチのディスプレイを搭載した 世界最小13インチ、と言うだけあって、 ディスプレイ周りの淵が非常に狭く、 本体のサイズも13インチPCの割には一回り小さくなっています (304x200x15mm)。 また、重さも1.29kg。 さらにディスプレイはタッチパネルのものだと3200x1800pxになります。 それからバッテリー持続時間が最大18時間、と非常に長くなっています。
また、SSDもInspironはシリアルATA(SATA)接続ですが、 XPSはより高速なPCI Express(PCIe)の物を採用しています。
大きさやディスプレイの綺麗さだけを考えてもかなり魅力的です。 値段的にはタッチパネルにすると20万近くになりますが、 持ち運ぶよう普段使いPCとして候補に入れておきたい一品です。
VAIO Z
出た瞬間にちょっと欲しいと思ったもの。
今一番新しいものでは第五世代のCore i5/i7が選べ、 メモリは8GB/16GBから選べる様です。 ディスクはSSDのみ128/256/512GBから。
VAIO ZもPCIeのSSDですが、サイトによると 「第二世代ハイスピードSSD」だそうで、 SATAのものに比べ3.3倍、第一世代のPCIeのものに比べても1.5倍の速さ、とのこと。
VAIOのサイトだとPCIe x4とだけ書かれてますが、 PCIeの企画は2.0?
性能、スタミナ、騒音、発熱をじっくりテスト:復活した“モンスターPC”の驚くべき性能とは?――新生「VAIO Z」徹底検証(前編) (2/6) - ITmedia PC USER
Canvasの方は3.0らしい。
SATAが6Gb/sに対して、PCIe x4の接続だと32Gb/s。
CPUは第5世代のものですが、GPUが内蔵のものでも インテル Iris グラフィックス 6100という上のクラスの物が載っています。
また、最初はなかった英字配列のキーボードも選べる様になってます。
こちらはディスプレイが真ん中辺でクルッと反転するようになっていて タブレットの様に変形することが出来ます。
ディスプレイが13.3インチで、2560x1440pxのタッチパネルです。 サイズは324.2x215.3x16.8mm、重さは1.34kg、バッテリーは最長15.5時間持続、とのこと。
値段はCore i7/メモリ8GB/SSD 128GBで20万位になります。
値段的にはXPSと同じ様な物ですが、 スペックとしてはGPUがちょっと良い位で後はXPSの方が良かったりもします。
ただ、タブレット形式になる所がやはりタッチパネルディスプレイなら必要かな、と言う所も。
VAIOにはVAIO Z Canvasという、12.3型の ディスプレイが分離できるタイプの物もありますが、 こちらはさすがに本格的にディスプレイに絵を描くとかで使わないと 高すぎ。。。
ThinkPad Yoga 12
12.5型のディスプレイで反対側に倒してタブレットの様に使うタイプ。
ディスプレイを1920x1080pxにして 第五世代のCore i7、メモリ8GB、128GB SSDにすると15万円程。 GPUは内蔵インテルHDグラフィックス5500。
サイズは316.6x221x19.4mmで1.6kgとちょっと重め。
ThinkPadということでポインティング・スティックがあり、 前にThinkPadを使ってた時にはこれがないともうやってられないという感じだったので またThinkPadというのも良いのですが、 スペックだけ見ると値段の割にちょっと、と言う感じ。
追記: 2015/11/25
Yoga 260という新しいのが出たみたいです。
ThinkPad Yoga 260-薄型軽量、用途に合わせて自由なスタイルで利用できる12.5型マルチモード・ノートブック レノボジャパン
309.9x220x17.8mmで1.36kgとかなり軽くなっています。
この日本のページに載っているものだと、 CPUは第六世代のCore i5でメモリは4GB。 ディスクは192GB SATA。 ディスプレイは12.5型の1920x1080pxが選べます。
これで18万4000円。
ただ、
Lenovo、Skylake搭載ThinkCentreとThinkPad YOGA ~厚さ17.8mmの12.5型モデルなど - PC Watch
この辺見てるとi7や512GBのPCIeなSSDも選べるとのこと。 その場合は20万を余裕で超える感じですが、 どうしたってThinkpadのトラックポイントが使いたい、 という場合には、スペック的には結構良いのが作れそうなので、 お金出してでも欲しいところかもしれません。
追記ここまで
Lenovo YOGA 900
ThinkPadと同じくLenovoから。LenovoのYOGAで12月4日発売予定のものです。
13.3型で3200x1800pxのディスプレイ。
これも反対側にディスプレイを倒してタブレットの様にして使う形。
サイズは324x225x14.9mmで1.29kg。
バッテリー持続時間は9.5時間。
CPUは第六世代のCore i7でメモリは8GB。 GPUは内蔵インテルHDグラフィックス520。
ディスクは512GBのSSD。
ディスプレイの解像度等XPSと負けず劣らずな感じですが、 こちらも大体20万程度になりそうです。
ただ、こちらはキーボード選択が出来ません。 ひとつ前のLenovo YOGA 3 Pro を見てもカスタマイズは出来ないので、 どうもLenovoシリーズの方はThinkPadシリーズと違い、 カスタマイズの項目が無いので英語キーボードを選択することが出来ないのが残念な所。 (もしかしたら海外版とかあるのかもしれませんが。)
ちなみにLenovo YOGA 3 Proは 13.3型で3200x1800pxのディスプレイですが、 CPUがインテルCore Mシリーズです。
東芝 dynabook KIRA L93
13.3型の2560x1440pxのディスプレイ。
こちらはキーボード部分が切り離せるようになっています。
第五世代Core i7でメモリ8GB。 GPUは内蔵インテルHDグラフィックス5500。
ディスクは128GB SSD。
サイズは319.9x227.0x16.9mmで重さ1.75kg(キーボード非装着時1.30kg)。
バッテリーは最大10時間持続。
L93/T 仕様 2015秋冬モデル サテンゴールド PL93TGP-NWA ダイナブック(東芝): http://dynabook.com/pcs/mobile-notebook-tablet/kira-v-series/l93t-2015-fall-winter-model-satin-gold-13-3-inch-premium-screen-pl93tgp-nwa/spec.html
これも大体20万円程度みたいです。
ただ、これもキーボード選択等の余地はなさそうです。
Microsoft Surface Pro 4
Mirosoft Surfaceにも新しい大きなバージョンが出ます。
11月12日発売予定のSurface Pro 4は12.3型の2736x1824pxの解像度。
CPUは第六世代のCore i7が選べ、メモリも4GBから16GBまで選べます。 また、GPUはIntel Iris Graphics 6100を積んでいます。
全てSSDのみですが、SSDはPCIe3.0です。
サイズは292.1x201.4x8.4の786g。
Core i7、メモリ8GB、ディスク256GBで23万程。
Microsoft Surface Pro 4 を購入 - Microsoft Store 日本: http://www.microsoftstore.com/store/msjp/ja_JP/pdp/productID.326548000
ただし、これはキーボードがついてないので、キーボードを別に買う必要があり、 キーボードを含めると1.1kg程度になります(それでも結構軽い)。
ただ、Surfaceってやたら安いイメージがありましたが、 10.8型のSurface 3でもCPU Atom x7、4GBメモリで8万円とかなので実は結構高いのですかね。。。
Core m3、メモリ4GB、SSD128GBの最小構成だと Pro 4で13万ちょっとになるみたいですが、 CPUがCore m3で13万円はちょっと、といった感じも。
また、今は日本では発売が決まっていない Surface Bookというキーボードが付いたバージョンもアメリカで出てますが、 こちらは13.5型の3000x2000px、 サイズ312.3x232.1x22.8mmで1.5kg。 CPUは第六世代のCore i7が選べ GPUには外部GPUのNVIDIA GeForce GPUが付けられます。 最高スペックにしたら30万円くらいですかね。
まとめ
—————— | Inspiron | New XPS | VAIO Z | ThinkPad Yoga 12 | Lenovo YOGA 900 | dynabook KIRA L93 | Surface Pro 4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CPU | Skylake Core i7-6500U 2C/4T, 2.5-3.1GHz, 4MB, 15w |
Skylake Core i7-6500U 2C/4T, 2.2-3.1GHz, 4MB, 15w |
Broadwell Core i7-5557U 2C/4T, 3.1-3.4GHz, 4MB, 28w |
Broadwell i7-5500U 2C/4T, 2.4-3GHz, 4MB, 15W |
Skylake Core i7-6500U 2C/4T, 2.5-3.1GHz, 4MB, 15w |
Broadwell i7-5500U |
Skylake i7-6650U 2C/4T, 2.2-3.4GHz, 4MB, 15W |
GPU | HD520 | HD520 | Iris6100 | HD5500 | HD520 | HD5500 | Iris6100 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
ディスク | SSD(SATA) 256GB |
SSD(PCIe) 256GB |
SSD(PCIe) 128GB |
SSD(SATA) 128GB |
SSD(SATA?) 512GB |
SSD(SATA) 128GB |
SSD(PCIe) 256GB |
ディスプレイ | 13.3型 | 13.3型 | 13.3型 | 12.5型 | 13.3型 | 13.3型 | 12.3型 |
解像度 | 1920x1080px | 3200x1800px | 2560x1440px | 1920x1080px | 3200x1800px | 2560x1440px | 2736x1824px |
重さ | 1.67kg | 1.29kg | 1.34kg | 1.6kg | 1.29kg | 1.75kg(1.30kg) | 0.786kg |
縦 横 高さ |
330mm 222mm 19.4mm |
304mm 200mm 15mm |
324mm 215mm 16.8mm |
317mm 221mm 19.4mm |
324mm 225mm 14.9mm |
320mm 227mm 16.9mm |
292mm 201mm 8.4mm |
バッテリー 最大持続時間 |
8時間 | 18時間 | 15.5時間 | 12.5時間 | 9.5時間 | 10時間 | 9時間 (連続ビデオ再生) |
英語 キーボード |
あり | あり | あり | あり | なし | なし | キーボード別売り |
値段 | 106,463円 | 174,980円 | 209,800円 | 151,200円 | 202,824円 | 190,800円 | 231,984円 |
その他 | タブレット型にはならない。 タッチパネルでない1920x1080のディスプレイなら1万円程安い |
メモリは16GBも選べる(+3万円)。 SSDは256(+2万円)/512GB(+6万円)も選べる。 |
CPUはi7-5600Uも選べる(+2万円)。ディスクは最大512GBまで(128GBに対して256GBで+1.2万円、512GBで+6.3万円) | キーボド部分を切り離せる(切り離し時1.30kg)。 | メモリは16GBも選べる(+2.7万円)。 メモリ16GBでSSD512GBだと+8万円。 ノートPCとして使うにはさらにキーボード(1.8万円)が必要。 |
追記: 2015/11/26
CPUが同じ世代でも微妙に違ったりするので詳細を追加。
追記ここまで
ということで13型前後で2 in 1なノートパソコンを調べてみましたが、 やはり値段も考えるとInspironが圧倒的に良い感じがします。
SSDの性能の部分が分かりづらくて余り考えて無くて、やはりVAIOは機能高いのかな、と いう感じもしますが、値段を考えるとそこまで必要ないかな、と言う感じ。
ちょっと外に持ちだして使うには重い感じがしますが、 家で使うだけなら問題無いでしょう。 タブレットとして寝転んで持ち上げて使う、とかを本格的にしたいなら重すぎですが、 まあそこまでするなら他のも同様で普通にタブレットを買ったほうが良いでしょう、と。
単にIntelの第六世代Core i7というだけでもこの位の値段になるので タッチパネル無しで安いの、と言っても他にあまり無いと思います。
何か他にも良い物あったら教えていただけたら嬉しいな、とも。