BashやZshでのディレクトリ操作補助設定スクリプトの sd_cl で、ディレクトリ移動の履歴についても一覧表示させて移動出来るようにしました。
back
新たに-b
というオプションを加えました。
$ cl -b
とすることで、dirs
で表示されるディレクトリの一覧を表示させて
選択後に移動出来る様にしています。
sd_cl
を読み込むとcd
コマンドがwrap_cd
という関数で上書きされ、
この中ではpushd
を使って移動するようになるので
すべての移動の履歴が残る事になります
1。
また、bd
というコマンドも使える様になっていますが、
このコマンドは一つ前のディレクトリに戻る、という操作を行います。
具体的にはpushd +1
です。
bd
に関してもTabを押した場合には、過去の履歴が補完される様になって、
それらを入力した場合はそのディレクトリに移動します。
また、その際にもpushd +n
を使って前のディレクトリの保存と、
履歴リストのローテーション(選択したディレクトリが先頭に来るように)を行います。
一つ気になることは、dirs
は現在居るディレクトリを先頭に置くので、
リスト一覧では常に最初のディレクトリは現ディレクトリです。
現在のディレクトリに移動する意味はありませんが、 選択するときに分かりやすいかな、という点も含め敢えてはずさなくても良いかな と思ってそのまま残しています。 もし邪魔そうならそのうち消そうかと(そのくらいオプションで入れても良いかもしれませんが)。
export ISCDWRAP=0
としてこれを無効に指定ない限り ↩