MacでEvernoteのアプリの更新等を行った所、 バージョンが古過ぎますと言われて立ち上がらなくなってしまいました。
最悪Macの中の設定などを全て消せば復帰できることは出来ますが、 大量のノートだと同期にすごい時間もかかるのでなんとかしたい所。
バージョンが古過ぎます
状況としてはEvernoteを立ち上げようとすると、
バージョンが古すぎます
ローカル保存されているEvernoteのデータは、
新しいバージョンのEvernoteによって管理されています。
最新バージョンをご利用ください。
こんな感じのポップアップが出て終了してしまう状態。
どうやらユーザー設定に残っている情報に比べ アプリ本体が古い状態になってしまっている様です。
Webなどでは普通にノートが見れるので、 Macに入っているユーザー設定を一通り消してマッサラな状態で始めればまた使えるはずですが、 ノート数が多いと同期に数時間かかるのでちょっと避けたい。
ということで探してみたら、
~/Library/Application Support/com.evernote.Evernote/version
にあるversionというファイルを消せば良い、というものが。
実際、これを消して立ち上げてみると問題なく立ち上がりました。
このディレクトリはユーザーごとのEvernoteの設定などが入ってるディレクトリですが、 どうやらこのversionというファイルに最後に使ったEvernoteのバージョンが入っいて、 それより(一定以上?)古いEvernoteで開こうとすると上のエラーが出るようです。
このファイルを一度消した後は、また立ち上げ時にその立ち上げたバージョンの 数字が入ったファイルが作成されます。
とうことで解決できました。
後方互換がない場合に古いバージョンを使ってスタイルなり機能なりが 崩れることを避けるためのバージョンチェックだと思いますが、 ネットワーク上で同期されている物は全てがすべて最新のものを使ってるわけでもないですし、 余程古いものを無理やりインストールした、とかでないかぎりは問題にはならないと思います。
問題が起こった原因
この問題が起こった原因ですが、まずEvernoteで ベータバージョンでもアップデートしていたこと。
さらに、先日ちょっとアップデートしたところですが、
Homebrew Cask + Brew-fileでcask_upgrade
を実行して
Caskの最新版でインストールされてるアプリを上書きしたことです。
Caskの最新版は勿論ベータバージョンは含まないので 結果的にEvernoteのアプリを古いものに戻してしまった形になってしまいました。
まさにcask_upgrade
の罠にハマった形ですが、
まあこの場合もEvernoteのCask自体は非常に素早く最新版のものを追っている感じですし、
安定版を使っていれば問題は起こらなかったかな、と。
ということもあり、現在Evernoteの上の設定画面で ベータバージョンを取り入れるのはやめる様にしました。