Firefox 55がリリースされました。
Firefox 55
54が6月13日リリースだったので約2ヶ月で新リリースです(今回のリリースは8月8日)。
現在ブラウザで最新バージョンをチェックしてもまだ54で最新バージョンと出ますが、 Firefoxのページからダウンロードすると55を入れる事が出来ます。
まだ日本語のリリースノートが出てないので何かしら準備が遅れてる?のかも 1。
今回の目玉はWebVRのサポートを追加したという点。ただし今はまだWindows版のみです。 まあ、VR機器も持ってないのでプロモーション映像とか見てもなんともですが。
後は非常に多くのタブ(1000とか)を開いていた場合に、 一度落として再び立ち上げる時に以前なら数分かかっていたものが数秒になったとか。
そんな開くことは無いだろう、とか思ってたんですが、 見てみると意外と大量タブを開いてる人は多いみたい? ブックマーク代わりに常に開いてるみたいな。
パット見で分かる新しい機能としては スクリーンショットの機能が付くようです。
ただしこの機能はまだA/Bテスト中ということで全てのユーザーに表示される訳ではないみたいです。 (残念ながらインストールした手元のFirefox達にはハサミアイコンが表示されてない。。。)
もしこの機能の抽選に外れたけどどうしても使いたい、という場合には
about:configからextensions.screenshots.system-disabled
の値を
false
にすれば使える様になります。
(はさみマークが出ない場合はこれがtrue
になってるはず。)
スクリーンショットははさみボタンをクリック後に画面にカーソルを持っていくと適当な 要素の範囲で括ってくれたり、矩形選択で自由な領域を選択したり出来ます。
この際、選択部分を下に伸ばしていくことが出来、スクロールがあるような長いページも一枚のスクリーンショットで撮ることが出来ます。 この辺、前まではどうやってもアドオンが必要なところだったので非常に便利です。
撮ったスクリーンショットはその場で画像をダウンロードするか Firefoxのサーバーにアップロードする事が出来ます。 ここでURLを教えて直接画像ファイルを共有することも可能。 アップロードしたものはデフォルトでは2週間で消える様になっていますが、保存期間は10分から1ヶ月、また無制限、まで選ぶ事が出来ます。 無制限とは行っても恐らく容量なり枚数で制限があって一定以上行くと古いのが消されるなり新しいのが入れられなくなるなりするんだとは思いますが。
その他にはベラルーシ語対応とか。
54に比べると新機能の部分が結構たくさんありました。
今回のアップデート後ちょっと使ってみた感じでは使ってるアドオンとかに特に問題はありませんでした。 Vimperatorもまだ無事。ただe10sなマルチプロセスには対応できてませんが。
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54のときの日本語リリースページはこちら: