加湿器を付けていて、なかなか湿度が上がりにくいと思っていたんですが、 マンションについてる24時間換気が結構強力に空気を入れ替えてくれてたようで その調整をしてみた話。
家の中の環境
9畳ほどの部屋で13畳用の気化式の加湿空気清浄機を使ってます。
大体は一人で居る部屋。
部屋にはこんな感じの換気口が付いています。
上のが閉じてる状態で、以下の様な3段階で開けることができます。
24時間換気を動かしているので基本的には開けておかないといけないもの。 1時間に半分ほどの空気が入れ替わるようになってないといけないという法律がるようです。
部屋のドアを見てみると下に1cmほどの隙間があるのでそこから浴室やトイレの方で動いている換気扇まで空気が流れる様になっています。
これまでの通常
二酸化炭素を気にするようになってから、まずは換気が大事だということでいつも換気口を全開で過ごしてました。
この状態で過ごしていると二酸化炭素濃度は500ppm程度でとどまっていて、ちょっと外出すればすぐに400ppmまで下がります。
ただ、冬場で外の湿度が20%とかになった時、加湿器を付けると全開で回した状態で40%程度まで上がる状態。
ただ、シャープの加湿空気清浄機は全開で回すと結構煩くて騒音レベルです。
一時的に強くなる程度なら良いのですが、加湿が追いつかないので常に全開な状態で 普通に過ごすのも辛いので静音状態にして使ってました。
静音で回せばエアコンの風の音よりも小さい位になります。
ただそれだと湿度は悪い時は30%位までしか上がりません。 ただ無いよりマシかな、ということでたまに気が向いたら強く加湿する程度にしていました。
換気口を閉じてみる
加湿器の水はちゃんと減るので加湿が悪いわけでは無いと思うので 換気口を閉じたりして試してみることに。
完全に閉じた状態にしてみると、KI-JS50のおまかせにしておくと 結構すぐに50%位(温度22度位)まで湿度が上がったところで静か(中、程度で ちょっと強くエアコンが付いているくらいの)になりました。
この辺の設定は変えられないのでよくわかりませんが、説明書見ると下の(2)の状態にはなっている状態。
- (1): ウイルスが生存しにくい環境
- (2): ウイルスが生存可能な環境
- (3): ウイルスが生存に適した環境
https://jp.sharp/support/air_purifier/doc/kijs70_50_mn.pdf?productId=KI-JS50
一方で二酸化炭素を見てみると同じく一気に上がっていって1000ppmを超えました。
なのでやはり閉め切るのは非常に体に悪いので良くないです。
換気口を小さく開けてみる
次に一番小さく開けて見ました。
これでやってみるとおまかせで回すと湿度を50%まで上げることができました。
ただ、キープするのに精一杯のようでずっと全開で回っている状態。
次に自動モードにしてみると40%位まで上がったところで静かになりました。
この状態だとたまに湿度が下がってうるさくなりますが大体は中程度で運転できていました。
二酸化炭素濃度を見ると500ppm位でキープされていて二酸化炭素に関しては十分換気が効いている状態でした。
なので換気口としては最小限開けておく位で良い感じです。
加湿の方は40%位で良いかな、という感じですが、たまにうるさいと感じてしまうこともあり、 静音で運転するときもあります。
静音だと湿度35~40%位の間でちょっと足りない感じ。
一応上の表を見る限りギリギリ最低限な湿度は保っていられる状態。 ただ、部屋が汚れたときも自動的に強くならなりません。
ちょっと匂いの出るものを食べるときなどはむしろ食べ終わるまで静音になってて 終わった後に強くなってほしいので切り替える事もありますが、 この辺結構微妙なところです。
まとめ
冬場に湿度を上げたい、というのと二酸化炭素濃度を下げたい、という相反する状態を実現したいので なかなか難しいということが分かりますが、 この辺はきちんと可視化出来てないと調整のしようが無いかと思います。
二酸化炭素濃度と湿度を同時に測れる様な機会もそこそこの値段で手に入るので 良く居る部屋なんかには置いておいて見ながら換気とかを調整しいところです。
人が多くなると二酸化炭素濃度の上昇度が大きくなる一方で加湿にはそれほど影響しないので より難しい状態にはなるかと思います。 そうなるとより強力な加湿器を手に入れるしか無いか。。。
後、湿度以外にも温度との戦いもあります。 上の24時間換気を使う程度だとエアコンの効きが悪くなるとか言う感じはありません。(電気代とかきちんと測ってみたいところですが簡単に測れない。)
24時間換気がついてないと窓を開けたり積極的に換気する必要があるのでその際に一気に寒くなってしまう事もあるかと思います。
また、アクティブに動いていると二酸化炭素をたくさん出すのでその時は別途換気が必要になったり。
寒さとの戦いもあり、やはり色々見ながら調整していく必要があります。