rcmdnk's blog

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GitHub Actionsの中でレポジトリに対してcommitしてpushするような場合、 ユーザーを自分にせずにgithub-actions[bot]をユーザーとして使うと 実際に手元で変更したものと区別が出来るので便利という話。

github-actions[bot]

GitHub Actionsの中で以下のgitの設定を行った上でcommitすることで github-actions[bot]というユーザー(アプリ)のコミットにすることが出来ます。

git config --local user.email "41898282+github-actions[bot]@users.noreply.github.com"
git config --local user.name "github-actions[bot]"

名前やemailの+以降は任意ですが(emailの場合+以降はあっても無いものと同じところに届く)、emailの41898282はユーザーのid番号で github-actions[bot]ユーザー独自のものになります。

これにより、GitHub上でこのユーザーのcommitを見ると Octocatアイコンのユーザーになっています。

20220930_githubaction.jpg

このユーザーのリンク先は https://github.com/apps/github-actions(https://github.com/features/actions)。

このユーザーを使うことで通常のcommitとは区別して記録することが出来ます。

commit時にはこのように自由なユーザーを使えるので何でも出来てしまいますが、 このgithub-actionsユーザーはGitHub Communityなどでも紹介されていてよく使われているので GitHub Actionsの中でbotユーザーとして使いたいならまずはこのユーザーを考えるのが良さそうです。

GitHub Actions bot email address? · Discussion #26560 · community

idについて

上で出てきた41898282はgithub-actionsというユーザーのためのidですが、 この番号はもちろん通常のユーザーも持っています。

自分のユーザーIDを確認したい場合は Email settings のページに行ってKeep my email address privateという欄に行くと

Keep my email addresses private
We’ll remove your public profile email and use [email protected] when performing web-based Git operations (e.g. edits and merges) and sending email on your behalf. If you want command line Git operations to use your private email you must set your email in Git.

みたいな欄があって番号と専用のメールアドレスが書かれていると思います。

この設定はKeep my email addresses privateにチェックを入れると登録してあるemailアドレスを隠すようになって代わりにプロフィールなどでこのアドレスを使うようする機能です。 もちろんcommit時にもこれにしておかないとcommit履歴にはその時の設定のアドレスが載ってしまいますが、必要であればすべてこれで設定すれば良い、と。

このidはAPIを使って

https://api.github.com/users/rcmdnk

みたいなURLを開けば誰でも見れるので公開されているものです。

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