rcmdnk's blog

20151019_defaultbranch_200_200

vim-markdown というプラグインについて、これまで デフォルトブランチをmaster以外のものとして使っていましたが、 neobundle.vim で管理する上で問題が出るのでブランチ名を変更しました。

rcmdnk/vim-markdown

rcmdnk/vim-markdown は Markdown形式のファイルを読み込む時にシンタックスハイライトを してくれるVimのプラグインで、 plasticboy/vim-markdown のフォーク版です。

いくつか改善を行ってますが、 Octopress用等、かなり自分用の変更もあったり、 元の設定の物が不具合なのか意図してるのか分からない部分もあるので、 取り敢えずPull Requestとかせずにフォークして使っています。

フォーク版なので、オリジナルの物をmasterブランチに置いておいて 改変したものをmodと言うブランチにおいて、 GitHub上ではそちらをDefault branchにしていました。

Default branchに指定しておくことでCloneした時のHeadが これを指す様になります。

なので直接Cloneして.vim以下等に設置して使う場合には特に問題ないのですが、 Shougo/neobundle.vim を使ってプラグイン管理をしている場合に問題が出るようになったので ブランチを変更する必要が出ました。

NeoBundleの仕様

実は丁度一年ほど前にもNeoBundleがmasterブランチを必ず使うように変更があって、 その時ちょっとブログに書いたら作者の人が これを回避するように設定を変更してくれました。

なのですが、やはりこれだと問題が起こるらしく、 再び、ブランチを指定しない場合にはmasterブランチを使うように変更されました。

How do you update to new locked revisions? · Issue #413 · Shougo/neobundle.vim

ということで、 rcmdnk/vim-markdownShougo/neobundle.vim を使ってる人は

"a.md" [New File]
Error detected while processing function <SNR>96_enable_quote_syntax:
line    7:
E119: Not enough arguments for function: markdown_quote_syntax#enable_quote_highlight
E119: Not enough arguments for function: markdown_quote_syntax#enable_quote_highlight
...

みたいなエラーが出る様になったと思います。

これは rcmdnk/vim-markdownmasterブランチが実は元のplasticboyにちょっと変更を既にしてあって(単にちゃんと管理してなかっただけ)、 さらに別のプラグインに依存しているようになってるのが問題なのですが、 逆に、plasticboyのオリジナルそのものなら変更に気づきづらかったと思うので 怪我の功名だったかな、と。。。

Gitのローカル、リモートブランチの変更

実際に行った作業ですが、 レポジトリをcloneしてローカルで名前を変更し、 リモートのブランチにpush forceする形で送ります。

$ git clone vim-markdown

hubを使ってるので 自分のレポジトリはレポジトリ名だけでOK。

ブランチの状況は

$ cd vim-markdown
$ git br -a
* mod
  remotes/origin/HEAD -> origin/mod
  remotes/origin/master
  remotes/origin/mod
$

な感じ。

ここで、masterplasticboyに、modmasterに変更。

$ git co master
$ git br -m plasticboy
$ git push origin plasticboy
$ git co mod
$ git br -m master
$ git push origin master -f

cobrclonebranchのalias。

masterに関するpushは、既にリモートにもmasterブランチが存在するので、 それを上書きするために-fで行います。

modレポジトリはもう必要ないので削除。

次に、GitHubへ行ってこのレポジトリのDefault branchを変更。

hubを使ってれば ローカルのレポジトリ内で

$ git browse

でページを呼び出せます。

レポジトリのページのSettingsからBranchesに行くと Default branchの設定があるので masterに変更してUpdateします。

defaultbranch

https://github.com/rcmdnk/vim-markdown 等、リポジトリページに行って、最初ブランチの所がBranch: master になってればOK。

プラグインのアップデート

NeoBundleで管理している場合には、 Vimを立ち上げて

: NeoBundleReinstall vim-markdown

を実行してください。

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