Macでキーボード操作を自在に変更することが出来る Karabiner に入れてもらってる MacのどこでもVimをエミュレートする VIM Emulation にインプとモードでのショートカットを幾つか追加しました。
追加のオプション
現在はKarabinerのベータバージョンのみに入っていますが、 Additional settings of Control + X at insert mode というオプションがVIM Emulationに加わっています。
VIM Emulationを展開すると
最後に新しい項目が入っています。
これを有効にすると 以下のショートカットがInsert Mode(つまり、通常の入力時) に有効になります。
Key/Commands | Function |
---|---|
Ctrl-c | Enter Normal mode. |
Ctrl-i | Insert Tab. |
Ctrl-j | Return. |
Ctrl-m | Return. |
Ctrl-t | Insert tab at the beginning of current line. |
Ctrl-u | Cut the text between the beginning of the line and the current position. |
Ctrl-w | Cut the word before the cursor. |
Vimで: i_CTRL
で検索するとVimのインサートモードで使える
⌃と合わせたショートカットキーを見ることが出来ますが
出来そうな物をカバーしてみました。
⌃-K 等はVimの中ではdigraph(通常入力できない記号)の入力モードになりますが、 Macでは別途、このキーは カーソル位置から行末までカットに定義されています。
この様にMacではいくつかEmacs的(ターミナル操作的)な ショートカットがあります。
逆に、なんで ⌃-Uが元々使われてないのかよく分かりませんが、 上のオプションを有効にするとより快適に使えるのでは、と思います。
一方で、Vim Emulationを使わなくても、 KarabinerにはEmacs Modeもあって、 ここにControl+U to Command+Shift+Left,Command+Xという項目があり これを有効にすると常に ⌃-Uが行頭までのカットになります。
ただ、これを有効にしてしまうと、Vim Emulationで Normal Modeに入った時もこれが有効になり、 Vim的な⌃-Uで半ページ上へ移動、が 上書きされてしまうので、 Emacs Modeの方ではなく、Additional settings of Control + X at insert modeの方を 有効にして貰えれば、と。