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APT対策入門 新型サイバー攻撃の検知と対応 Next Publishing (NextPublishing)

未だにオリジナルの apt-cyg レポジトリのDMCA takedownが解けない状態です。

主なメインテナーだった人がapt-cygを我が物にしようとしてライセンス等も変更して sageというコマンドに変更して公開している状態があるのですが、 これに対して明確にMITライセンス違反だと批判してるレポジトリを見つけました。

apt-cygの現状

apt-cygはちょっと前に 主にメインテナンスをしてた人が元の作者といざこざを起こして、 コードをそのまま持って行ってsage: https://github.com/svnpenn/sageという名前で別レポジトリで公開するようになりました。

この際、sageを作った人は元のapt-cygをDMCA違反だとしてGitHubに訴え、 GitHubはこれに対して公開停止の処分を課しています。

外から見る限りメインテナンスをしてた人が明らかにおかしな行動を起こしてる様に見えますが、 GitHub側は取り敢えず言われたものを処置してる、と言った状況。 きちんと調べられてすぐに解除されるかな、と思ってましたが まだ解除される様子はありません。

で、ちょっとまた調べてみたら以下の様なレポジトリを発見。

When the project was renamed the MIT license was removed. This is not legal.

と怒ってます。

と同時に、sageになってからアップデートされたものを含めてapt-cygとして 復帰させ、ライセンスもMITを付けています。

sageの方ではライセンスの記述は全て削除され何もついていません。 No License状態。 (この人はライセンスを全く理解してないか余りに軽視してる様子。)

という訳で、現状最新版apt-cygを使いたい場合、 JoshuaKolden/apt-cyg から取ってこれます。

後は

こちらのレポジトリはかなり早い段階でForkして枝分かれして来て 大分オリジナルの方とは違う形になってますが、 最近でも頻繁にアップデートが行なわれています。

また、ユーザー名からも分かる通り日本人の人みたいで、 最近のアップデートでも

Fix the ACL problem for Windows 10 Japanese edition. 

と言ったアップデートが行なわれていて、日本語環境で使う場合にはこちらの方が良いかもしれません。

オリジナルのapt-cyg/sageには正しいメインテナー?が居なくなってしまったこともあるので、 そういう意味でもこちらを追っていった方が良いかな、と言う感じもします。

追記: 2016/03/15

ちょっと前に本家が復活したみたいです。

Welcome back! apt-cyg!!! · Issue #73 · transcode-open/apt-cyg

追記ここまで

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