世の中には沢山の短縮URLサービスがありますが、
GitHubにもシンプルなgit.io
というドメインの短縮URLサービスがあります。
git.io
上のページヘ行き、GitHub関連のURLを入れるとhttps://github.io/<random> な感じのURLを作ってくれます。
GitHub専用で他のhttps://example.comとかを入れても Must be a GitHub.com URLと怒られます。
ただし、GitHub Pagesに使われるhttps://rcmdnk.github.ioの様な URLは受け入れてくれるみたいです。
git.ioでワードを指定して短縮URLを作成
と、ここまでだと他のサービスとなんらかわりない、むしろ単にGitHubに限られただけのサービスですが、
git.ioではAPIをcurl
とかで次の様に叩いてやると、
$ curl -i https://git.io -F "url=https://rcmdnk.github.io" -F "code=rcmdnk"
HTTP/1.1 100 Continue
HTTP/1.1 201 Created
Server: Cowboy
Connection: keep-alive
Date: Wed, 11 May 2016 XX:XX:XX GMT
Status: 201 Created
Content-Type: text/html;charset=utf-8
Location: https://git.io/rcmdnk
Content-Length: 24
X-Xss-Protection: 1; mode=block
X-Content-Type-Options: nosniff
X-Frame-Options: SAMEORIGIN
X-Runtime: 0.172062
X-Node: afd89849-25fc-4451-8052-57aca5df1e6e
X-Revision: 4fdc60de6311e6a3aa31e19bc7b3aad7e85d33a6
Strict-Transport-Security: max-age=31536000; includeSubDomains
Via: 1.1 vegur
https://rcmdnk.github.io
こんな感じで自分で文字列を指定した上で短縮URLを作ることが出来ます。
url
に短縮したいURL、code
に使いたい文字列を渡します。
ここではGitHub Pagesな
を
に宛ててみました。
ちょっと注意が必要なのはgit.ioも与えるURLもhttps
にしないと上手く行きません。
http://git.ioはhttps://git.ioへリダイレクトされてるのでcurl
でそのままでは使えません。
url
の方にhttp
を指定するとMust be a GitHub.com URL.と怒られます。
もう一つ注意が必要なのは、一度URLを作ってしまうと 他のワードで作ることは出来ないようです。
なので、もし重要なページを重要なワードを使ってしっかり短縮URLを作りたい場合は慎重に。
また、既に使われているURLは使えないので、 一般的な名詞や短い言葉は既にほぼ使い尽くされている可能性があります。
使いドコロ
GitHubのURL限定なので使いドコロも限られますが、 例えばレポジトリの中に深い階層があってその下のファイルとか、 diffの結果のURL等特殊なURLで長いものを変換するとか。
レポジトリなんかはそもそものURLが短いですが、 名前的に覚えやすいものに変換するのもまあありなのかもしれません。
また、上でもやったとおり、GitHub Pages用のuser.github.ioのページも 短縮出来るので、 これだと自分のブログとかuser.github.ioにあるなら 伝える時に短縮URLを使ってやると便利な時は多いと思います。