rcmdnk's blog

Cygwin User Guide

色々とごちゃごちゃのあった Cygwinのパッケージをコマンドラインベースで管理できる apt-cygですが、ちょっとレポジトリを見に行った所 開発者の人が開発終了宣言を出していました。

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apt-cyg

Cygwinではインストーラーであるsetup.exeを通じてパッケージを インストールできますが、いちいちGUIを立ち上げてチェックを入れたり結構面倒です。 せっかくのコマンドラインツールにも関わらず。

apt-cygはそのsetup.exeで管理できるパッケージをCygwinのコマンドラインから 管理できる様にしてくれるシェルスクリプトです。

apt-cygのごたごた

もともと Google Code project で公開されていたコードですが、 2014年頃に他のプロジェクト同様Google Code projectのサービス終了を受けて GitHubの方へプロジェクトを移しています。

この際にライセンスもGPL v2からMITに変わったり。

丁度この時期にCygwin側での変更があって元々のapt-cygが動かなくなる、と言った問題も発生。

GitHub上でPull Request等も出来る様になったことで 結構活発に開発が進んで行ってる様な感じでしたが、 このGitHubに移した時点で一度元々の開発者の人が後はForkとかして開発していってね、 という宣言をしています。

一応この公式レポジトリで開発は進んでいましたが この頃元々の開発者の人は既にあまりアクティブにアップデートなどを行っておらず、 別の人がアクティブにアップデートを行っていました。

で、しばらくして問題が発生。

そのアクティブにコミットとかしてる人がある意味乗っ取りの様な感じの事を行い レポジトリの一時閉鎖の様な事態に。

これに関しては元々の開発者の人がGitHubに直訴することで 正しく事態を把握したGitHub側がオリジナルのレポジトリの閉鎖を解除してくれました。

取り敢えず復帰はしましたが、その後はPull Requestの処理などが あまり活発に行われない様になっていました。

終了宣言

apt-cygをcloneしてるレポジトリでgit pullをしたら色々変わってconflictが起きていたので 何の変更があったのやらとふとレポジトリを見に行ってみたら こんなファイルが加わっていました。

apt-cyg/status.md

内容は作者の人がもう開発には関わりません、と言うこと。 また、上のごたごたで疲れてしまった、と言う感じの事も書いてあります。

今後の開発はForkなどしてやっていってください、とのことも。

今後のapt-cyg

というわけなのでこのレポジトリは今後はアップデートは行われない模様です。

作者の人がForkして使ってください、ということなんですが、 上に書いたGitHub移行時に沢山のFork版が出来てバラバラしてたりもしてあれだったので 今後はどこか1つに集中されたら良いな、という所は皆が思ってる所だと思います。

Future of apt-cyg · Issue #74 · transcode-open/apt-cyg

ここの最後に載ってる通り、下のレポジトリが 一番活発に開発を続けている感じです。

このレポジトリでは早い段階から色々と本家にないサブコマンドを導入していて 独自に進化してきた感がありますが、 最近もアクティブにアップデートしてる感じです。

こちらの方が便利感はあったのですが、本家も続けてる感じもあったので 本家の方を使ってましたが、今後はこちらのレポジトリのものを使っていこうかな、と思います。

できればapt-cygとかユーザーネームを取得してちゃんと公式っぽくまとめて 皆のPull Requestとかが集まる様になると良いとは思いますが。

まとめ

WindowsでもBashが使える様になった、という話はありますが、 現状のものはバーチャルマシンの軽量版みたいなもので Bashの中からWindows側の操作をすることは殆ど出来ません。

Cygwinは以前ほど余り使われなくなってきたと思いますが、 cmdコマンドとかを通してWindowsに直接命令を送ることも出来るので まだ代替の効かない使い方があると思います。

特にそういった使い方をしてる人(どれ位居るか分かりませんが。。。)にはapt-cygの様なツールは必須だと思いますし 今後もFork版でメンテナンスされていくでしょう。

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