ちょくちょく出かけるので小さなスーツケースを良く使いますが、 今回ちゃんとしたものを買おうと思ってスーツケースで有名なSAMSONITE のJannikという今年5月位に発売されたソフトスーツケースを購入してみました。
欲しいもの
大きなハードケースのものはまだ使えるのがありますが、 よく使う小さいものが壊れてしまったので新しくしようかと。
小さいものは機内持ち込み可のサイズにしたいのでそれに収まるもの。 かつ、割と長い旅行にも使うのでその中でもなるべく容量の大きいもの。
ハードケースかソフトケースかは好みによると思いますが 小さいサイズだとソフトケースのが扱いやすいかな、ということでソフトケースが欲しいです。 特に物を入れる時に、ハードケースだと2分割される事が多いので、 小さいケースでそういう状態だと物を入れにくい、と言う点があります。
おみやげでお酒の瓶とか割れ物を入れたい時にはハードケースの方が安心ではありますが、 ソフトケースでも潰れたり割れたりするような扱いをされる場合はまあハードケースでも中で割れる可能性も高いので。。。 (そうならないように中での保護大事。)
後は車輪が2つか4つの物があります。 2つのものは大概大きな車輪で斜めにして引いて歩く時に安定して引けるものが多いです。 一方4つのものは車輪が小さいものが多いですが、向きが回転して 並行にしたままどの方向にも動かせる事が出来ます。
車輪の強度とかも考えると2輪の方がより良いとは思うのですが、 ちょっと動かすときとか4輪の方が便利なので4輪のが良いかな、と。
これまでは適当に安くてとにかく軽いもの、ということで買ってましたが 特に車輪がすぐに壊れてしまう事が多かったのもあるので車輪の部分が良いものが特に欲しいのですが。
ということで有名で保証がちゃんとしてそうなものとして SAMSONITEのスーツケースを買ってみました。
SAMSONITE
SAMSONITEはアメリカのブランドでスーツケースやバッグなどを製造販売しています。 スーツケースでは恐らく一番有名なブランド。
世界中に展開している ブランドですが、国ごとにその国だけで作って売ってるものとかもあるみたいです。
その中でもどこでも売っていて一番有名なのはハードスーツケースのコスモライトシリーズだと思います。
機内持ち込み可能な一番小さいサイズのものでハードケースながら1kg台と 非常に軽くなっています。 それでいながら容量も十分大きいです。
ちょっと注意として、このコスモライトは今月新しいものが出たらしく、 新しいものは一番小さいコスモライトスピナー55で1.7kgとさらに軽くなっています。
まだAmazonとかだとまだ新しのは売ってないみたいです。 全く同じ名前、同じ値段になっているので非常にわかりにくいですが 重さが違います。
楽天だと コスモライト 3.0 スピナー と3.0という名前で出てるのが新しいものっぽいです。
公式やAmazonだと6万円台のものが25000円位で売ってます。 他でもコスモライトを探すとそれ位で売ってるところもあるのでコスモライトだとその位で買えるものなのだと思います。
今回はハードケースが欲しいので見てみると いくつかありますが新しいJanikが機内持ち込みサイズの中では一番容量が大きい感じです。
サムソナイト布製ソフトキャリーの意外な魅力。便利なポイント5つ: http://samsonite-store.jp/st/soft_suitcase.php
SAMSONITE Janik
ということでSAMSONITE Janik Spinner 50を買いました。32400円でした。 古いのも含めてソフトケースの方は他でも安くはなってない感じです。元々ハードケースに対して大分安いのもあるのかもしれませんが。
色は黒とDark Oliveがありますが、Dark Oliveの方は限定色であるということと、 黒のスーツケースが殆どなので他の色のが分かりやすい事が多いのでDark Oliveにしました。
実際に見てみるとWebで見た感じ異常に落ち着いた感じの色で個人的にはいい感じです。
このJanikはOptimumと言うバージョンの後継バージョンということですが、 Optimumは幅x高さx奥行きが39x50x25cmで2.7kg、容量42Lだったのに対し、 Janikは40x50x25cmで2.8kg、容量42Lです。
ちょっと幅が広くなって重さ1kg増えていますが、 最大の違いは車輪がシングルホイールだったものがダブルホイールになっていることです。 これによってより安定した移動感が得られます。 特に石畳等のゴツゴツしたようなところで安定するのでそういった所も良く行くので嬉しい所。 今回これを選んだ最大の理由がこのホイール部分です。
大きさですが、機内持ち込みサイズとなっていますが、 一般的に100席以上の機種だと40x55x25cm(合計115cm)以内かつ10kg以下となっていて これには該当しますが 100席未満の小さい機種だと35x45x20cmm(合計100cmm)以内でこれよりは大きくなっています。
特にLCCとかだと預け荷物だと別料金になることも多い中、機内持ち込み出来ないサイズなのでちょっと注意が必要です。
ただこれに該当する機種はホントに小さい機種でめったに乗ることは無いですし、 その時はもう別のものを持っていくか手数料払って乗せれば良いか、ということで。
また、航空会社によっても色々違うので事前に確認しておく必要があります1
あと、余りパンパンに詰めていくと重さが無くても見た目で駄目、と言われることもあるので(ソフトケースの場合だと)。
ソフトスーツケースだと1kg台のものも結構あるので スーツケース自体の重さが2.8kgというのはちょっと重めかな、とは思います。
その分スーツケースは全体的に頑丈な感じで、フタ部分に上から何か置いても 多少の衝撃は吸収してくれそうな感じになっています。 特にこのフタ部分はパソコンやタブレットを入れられる様になっていて、 それもあって多少厚めで衝撃を吸収できる様になっている感じです。
このサイズで容量42Lはかなり多い方だと思いますが、 普通のスーツケースに比べて高さを低くしてその分幅が広い感じなので 見た目的にも大きいように感じますし、物も入れやすいです。
あとアメリカ発のブランドだからかTSAロックが付いてます。 TSAロックが必要かどうかは微妙なとこですが(アメリカ用だしTSAロックでも壊されて検査されることもあるみたいだし) まあ無いよりマシかな、という感じ。
ヨーロッパだと空港でビニールでぐるぐる巻きにするサービスを良く見かけていつも疑問に思うんですが あれをして良いということは途中で空けることはない、ということでしょうか? (もしくは開けたとしても空港側の注意書きとかちゃんと空港が開けたという証拠を出してくれるとか?)
まあ基本盗まれたら困るものは入れてない(スーツケース自体が一番困る)ので 空港で預ける際に鍵をかけることはほとんどありません。
SAMSONITEのその他のソフトスーツケース
ソフトスーツケースの一番軽いやつ(72Hスピナー55)が 35.5x55x23cmで1.6kgで縦長ですがコスモライトも含めてこのサイズでは SAMSONITEの中で一番軽くなっています。 軽さを求めるなら。
一風変わった感じだとフレームのないこんなの。
ただ、ちょっと預け荷物にすることを考えると不安かも。 常に持ち込むなら見た目が良ければよいかもしれません。
Janikと同じ様な感じでもう少し安いのだとこれ。
ちょっと容量が小さいのと車輪がシングルキャスターですが2万円程度なので スーツケースとしては普通の値段で買えます。
さらに安いのが良い場合は、SAMSONITEが買収して傘下にある アメリカンツーリスターのコスタスピナーが14000位であります。
その他もの
Amazonの2017年上半期ランキング によるとアスフィアがソフトスーツケースでは一番売れた様です。
一位はアメリカンツーリスターのハードケースのアローナライト。
12000円位なので手頃さもありと言った所。
アスフィアの次に売れたソフトケースのがこれ。
1.2kgととても軽く、値段も2700円と非常に安いです。 車輪が4輪ではなくて2輪ですが、大きな車輪、と言うよりは太い車輪が付いている様です。 横方向へは動きませんがその分、丈夫そうで安いわりには車輪は大丈夫そうかな、と。 見た目がドット柄でちょっと好みが別れるところではあると思いますが。
とりあえず安いの、ということであればこの辺の数千円で買えるものもあるので そんなに使わないのであればそれでも良いかもしれません。
前に買ったのはその位のやつでキャスターがあっという間に壊れてしまいましたが。。。 (石畳とか結構歩いたり過酷だったことは否めませんが。。。)
逆に高くても良いもの、と言うと ハードケースですが一番有名なのはRIMOWAです。
軽いポリカーボネイト製のサルサシリーズだとものだと6万円程度から、 ジュラルミンのケースのトパーズの方だと10万円程度からになってきます。
サルサの方だとSAMSONITEとかに比べてもそれ程高いわけではないし 重さも上のサルサエアーシリーズであれば1.9kg程度なのでハードケースの良いものを探しているのであれば。 ただ、取っ手のところが一本棒なので横移動とかがしずらいです。
トパーズの方は重厚な見た目が良いわけですが、 スーツケースだけで32Lサイズのものでも5kg位するのでちょっと軽い旅行に使うにはやりすぎな感じです。
RIMOWAの4輪のスーツケースは基本ダブルホイールになっていてキャスター部分も良いものになっている様です。
今度もし大きいスーツケースを買う時がきたらサルサの方であればありかな、とも。
あと、実用性度外視でこういうのが結構欲しかったり。
地図柄と言うのがさらにいいところですが、そうでなくても革のこういう感じの 大きいのでも小さいのでもいいから見ると欲しくなります。
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以前乗ったトルコ航空は重量が8kgまででした。 また、ロシアの国内線で恐らく100席以上の機種だったと思いますが 同じ様な大きさのスーツケースを持ち込もうとしたら、持ち込むなら有料、 預けるなら無料、と、普通とは逆な感じのことを言われました。 (ちなみにその時は小さな空港だったので英語が余り通じずよく分からなくてちょっともめてましたが、近くのお客さんに通訳してもらったりして なぜに?と思いながらも預けました。) ↩