Delete sends DEL option of Mintty
Cygwinを入れると通常ターミナルはMinttyを使うことになると思いますが、 これの環境設定(ウィンドウバーの右クリックから行けるOptions)の中の Keysという設定項目の中にDelete sends DELという設定があります。
なんとなしにDEL
を送った方が正しい様な気がしたので
これを有効にしてましたが、
自分の環境で普段使ってる他のターミナルなどでの通常操作に合わせるにはこの項目はOFFにすべきものでした。
この項目がOFFならVT100 Remove (^[[3~
)が送られます。
ONだとASCII DEL(^?
)が送られます。
これを変更して試してみると、 VT100 Removeでは現在カーソルがある所の文字が削除され、 逆にASCII DELだと前の文字、つまりBackspace的な動作になります。
もちろんソフトによってはこれらの動作が変わることもありますが、 通常のコマンドラインやVim上ではそういった操作感になります。
また、VT100 Removeの動きは大概の場所でCtlr-D (^D
)と同じ動作になります。
ということで感覚的にDeleteはBackspaceと違って次の文字を消す、というのがるので チェックしない方が思い通りの操作になります。
チェックしたのは多分なんとなくで、実際にはDeleteキーそのものはほとんど使う事がないので (Ctrl-Dを使う)今まで気にしてませんでした。
ちょっとAutoHotkey絡みでテストしてて気づいた次第です。
Backarrow sends ^H
ついでに同じところに Backarrow sends ^Hという項目もありますが、 こちらはチェックしておいた方が他と合うことが多いと思います。
チェックしないとASCII DEL(^?
)が送られます。
この場合は殆どのソフトとかで普通のBackspaceとして使えますが、
readlineを使ったソフトとかでASCII DELだと消せなかったりします。
なので、
- Backarrow sends ^H: ON
- Delete sends DEL: OFF
が素直な使い方かな、と思います。