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Feedly - Get Smarter

RSSリーダーとしてGoogleリーダーが終了してから Feedlyをずっと使ってきましたが、 最近FeedlyからInoreaderというサービスに乗り換えた、という 記事を沢山見たのでちょっと気になって調べてみました。

Feedly

Feedly - Smart News Reader
デベロッパ: Feedly Inc.
無料

Googleリーダーが2013年に終了したあと、RSSリーダー難民の大半がFeedlyに移って行ったと思います。

インターフェースは未だに日本語に対応してませんが、 RSSリーダーであればそんなにわからないところも無いと思います。

Web版もアプリ版もシンプルで使いやすいです。

Inoreader

Inoreaderは2013年位に始まったサービスです。 Feedlyが2008年位から始まっていたのでGoogleリーダーが終わった頃には Feedlyの方が圧倒的に優勢で皆そちらに移っていっていました。

こちらにはFeedlyからインポートする機能があります。 インポートはスマホのアプリからでは出来ないので Web版の設定から行います。

アプリなどもFeedlyと同じ様な雰囲気で使える様になっています。 こちらは日本語に対応しているので英語が苦手な人はこちらの方が使いやすいかも。

Feedlyが有料になった?

これまでFeedlyを使ってきたわけなのですが、Feedlyが有料になったのでInoreaderに移行したというのを 見つけて、探してみると結構同じ様なことを言ってる人がいました。

大体2018年頃から。

新しくFeedlyにRSSを追加しようとすると有料プランに誘導される、というのがよくある記述。

以前から有料プランがあることは知っていましたが、 Evernoteへの保存とかが出来るくらいで必要ないかな、と思ってあまり詳しく見ていませんでしたが、 今現在では以下の様になっています。

  • Basic:
    • Price: Free
    • Up to 100 sources
    • Up to 3 feeds
    • Mobile and desktop
  • Pro:
    • Price: $5.41/Month
    • Everything in Basic
    • Unlimited sources
    • Unlimited feeds
    • Google keyword alerts
    • Notes and highlights
    • Power SearchNEW
    • Premium fonts
    • Share to LinkedIn, Buffer, IFTTT, Zapier and Hootsuite
    • Save to Evernote, Pocket, and OneNote
    • Get new articles up to 10x faster
    • Hide sponsored ads
    • Premium support

これ以外に$18/MonthのTeamsというプランがありますが個人での利用は Proまでで十分だと思います。

これを見ると購読できる数が無料だと100まで、となっています。 確認できていませんが、これが去年までは無料でも制限がなかったのでしょうか? (もしくはそう言ってる人たちがたまたま100を超えた?)

ということで、Feedlyが有料になったというのはちょっと言い過ぎで 無料版だと購読数に制限がある、という感じです。

Inoreaderのプラン

一方のInoreaderも有料プランがありますが

  • 無料プラン:
    • 無料
    • 最大購読アイテム数 150
    • 購読アイテム内で検索
    • 個人用ダッシュボード
    • キーワードのハイライト表示
    • Podcast プレーヤー (バックグラウンドで再生)
    • Google キーワードと新しいアラート
    • Pocket, Evernote, OneNote, Google Drive, Dropbox への保存
  • Supporter:
    • $1.67/Month
    • 最大購読アイテム数 500
    • 無料プランの機能
    • 広告の非表示
  • Pro:
    • $4.17/Month
    • 最大購読アイテム数 無制限
    • Supporterの機能
    • ルールによる強力な自動化 30
    • アクティブ検索によるキーワード監視 30
    • フィードのブーストによるより早い記事チェック 100
    • ソーシャルメディア情報 (Twitter, VKontakte) サービスごとに 30
    • フォルダーからカスタム RSS フィードを生成
    • パスワード保護されたフィードへのアクセス
    • タグに送られたメールの採取
    • あなたの購読する全フィード情報を安全に保存 (自動 OPML バックアップ)
    • 全体検索 (全公開記事内を検索)
    • 未読記事の既読化の制御
    • 記事の翻訳
    • Integrate with IFTTT and Zapier
    • 安全な画像プロキシ
    • 選択したフォルダーのオフラインモード (Android & iOS)
    • オフラインでの閲覧用にフォルダーを保存 (モバイルアプリ)
    • プレミアムサポート

と言った感じ。

Feedly v.s. Inoreader

Inoreaderは無料でも150アイテム、とFeedlyの1.5倍まで使えます。 SupporterでもFeedlyのProの1/3くらいの値段で500まで使えるので値段的には 安いです。 無制限だとしてもInoreaderのが$1ほど安い。

その他の機能として、Inoreaderの方は

  • Pocket, Evernote, OneNote, Google Drive, Dropbox への保存

が無料である一方、 FeedlyではこれらがPro版に入っています。

あと、よく言われてるのが

  • Google キーワードと新しいアラート

がInoreaderでは無料で使える、という点。 これもFeedlyえは有料です。

という感じで見てるとInoreaderの方が色々と無料で出来ることも多く、 使えるという感じがします。

実際のところ

さて、これまで長く使ってきたので100とか超えてるんじゃないかな? と思いつつ、ここ1年以内にも新しいブログとかを追加したような気がするな、 と思ってたんですが、見てみたところ確かに100以上の登録がされてました。

20190814_feedly1.jpg

Web版の左のリストのFEEDSの右側にある歯車を押すと出てくるソース一覧。

全部で148sourcesですが、22のinactive、38のunreachableがある、とのこと。 100を超えてるけどこの辺の最近流れてこないものがあるからまだ行けるのか? ということを確認するため、これらをunfollowして 別なものを追加してみました。

20190814_feedly2.jpg

と、100以上追加できてしまった。。。

謎すぎる。

これに関してはきちんと プランのページ にも書いてあることなのでなぜ出来るかわかりません。 実際出来ない人もいるみたいですし。

Googleリーダーからインポートしてるのでその分がカウントされてない、とか?

いずれにしろまだ制限には当たらずに使えそうですし、 改めて見ると必要ないものも多いので100だとしても多分あと、10, 20位は入れられそう。

また、

  • Pocket, Evernote, OneNote, Google Drive, Dropbox への保存

とかですが、これはFeedlyでWeb版からやろうとするとUpgradeしてください、と誘導されます。 ただ、iPhoneのアプリだとShareとすればスマホの機能?で PocketやEvernoteなど入れているアプリに飛ばせるので無料で保存できます。

Web版に関しても IFTTT でFeedlyで後で読むに保存したらPocketに保存、みたいな 設定をすれば簡単に実現できます。

When you save an article in Feedly, save it in Pocket too - IFTTT

アプリ版にしてもFeedlyで保存するのはスワイプでワンステップで出来るのに対し、 Shareだと数ステップ必要なのでこの設定をしておくと便利です。

もう一つ、 Google アラート にしても直接RSSフィードが作成できるのでそれを登録すればよいだけなので Inoreaderなどの機能で作る必要は無いかと。

ということで、Feedlyの無料版でも何も問題なく使える、という状態です。

最初の購読するsourceの数が100を超えて登録できてることだけが謎ですが、 それ以外の機能に関しては別の方法でより便利な方法があるので 有料にしてもそちらを使ったほうが良いくらいです。

まとめ

結論としてはFeedlyで何も問題がないのでそのまま使い続けることにしました。

Inoreaderにしてもそれほど使い勝手が変わる、ということでもなさそうなので Feedlyでsourceの数が制限されて問題になりそうなら移行も考えます。 (とはいえInoreaderも無料版は150とかなのですが。)

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