5月27日に提供が開始されたmacOSのマイナーアップデート10.15.5をインストールしました。
macOS Catalina 10.15.5 (19F96)
この前の10.15.4から2ヶ月ほど。
まだ日本語版の方は翻訳ができてないみたいですが、英語版の方で macOS Catalina のアップデートの新機能の詳細を見ることができます。
What’s new in the updates for macOS Catalina - Apple Support
今回の大きな変更はバッテリーの状態管理、という機能が入ったことです。
システム環境設定省エネルギーに行くと 下にバッテリーの状態というボタンがついていて、そこをクリックすると バッテリーの状態管理を有効にするか無効にするかのチェックボックス出てきます。
今回のアップデートでデフォルトで有効になっています。
それ以外にはFaceTimeの“自動的に目立たせる”設ということで、現在の リモートワークを意識したもの?
とPro Display XDRの補正の微調整。
後はバグ修正など。
ログイン画面でパスワードを入力できないことがある問題に対処
というのがあったんですが、これって問題が起きたらどうしてたんでしょうか…?(再起動したらなんとかなってた?)
アップデート時間
今回もサイズは3GBほどでアップデートに30分ほどかかりました。
バッテリーの状態管理について
バッテリーの状態管理を有効にすると、 普段のバッテリー利用状況やバッテリーの状態を見て バッテリーの最大充電量を変更します。
あまりバッテリーを使わない時にはフル充電しないことで バッテリーの寿命を長く出来る様にする、という機能。
逆に言うとこの機能が有効だとバッテリーがフル充電状態にならないので バッテリー駆動時間が短くなります。
恐らく頻繁に電源を外してバッテリーで使う様な状態だと 常にフル充電するようになってあまり変わらないかもしれません。
一方、たまにバッテリーで使う、という状態で、バッテリーで使うときは 長いことバッテリーのママ、という使い方だと 今までよりも早くバッテリーが尽きてしまう、と感じる事もあるかも。
こういった機能はWindowsのノートPCとかで 充電を常に80%くらいまでに抑える、とかそういったものがありましたが、 バッテリー駆動時間が短くなるので結局辞めた覚えがあります。
バッテリーの消耗を考えれば、ということはあるんですが、 その効果が見えるのはかなり先だし、どの程度の効果があるのか、というのが 分からない、というのが大きいです。
今までだと数ヶ月で劣化するのが2年位は維持できる、とかならやる意味はあると思うんですが。
多分そこまで大きなものではなく、結局1年位立つと持たなくなったな、と感じてしまうのでは、と。
ただ、Appleが満を持して?導入してデフォルトでも有効にしていることから、 AIとかでかなり賢くやってくれて導入時の駆動時間の短縮を気にならない程度にしつつ 大幅に寿命を長くする、ということを可能にしているかもしれません。
なので新品のMacを買ったら、そもそもバッテリー駆動時間が長いので 多少短くなっても気にならないでしょうし、有効にしておいた方が良いかな、と。
一方、既に劣化してるバッテリーに関してはあまり効果がないかもしれないので 無効にした方が良いかもにしつつ 大幅に寿命を長くする、ということを可能にしているかもしれません。
なので新品のMacを買ったら、そもそもバッテリー駆動時間が長いので 多少短くなっても気にならないでしょうし、有効にしておいた方が良いかな、と。
一方、既に劣化してるバッテリーに関してはあまり効果がないかもしれないので 無効にした方が良いかも。劣化してるとそもそもあまり容量の減少を入れないかもしれないので、 有効にしてみてあまり使い勝手が変わらないようなら有効にしておいても良いかもしれません。
ということで、せっかくなのでとりあえず有効にしてみて、 余りに今までと比べてバッテリー利用時間が短くなったな、と思ったら無効にする、 という感じで良いかな、と思ってます。