rcmdnk's blog

20130723_AutoHotKey_200_200

Winndows上でVimをEmulateするvim_ahkにciwなど カーソル下の単語を選択してコピーしたり変更したりするキーバインドを追加しました。

vim_ahk

vim_ahkはWindowsでAutoHotkeyを使ってVim以外のアプリでもVimライクな動作を実現するツールです。

vim_ahkではNormal ModeとかVisual Modeとかも実装されていて、 Normal Modeでvwとすると現在位置から次の単語の先頭まで選択、みたいなことは簡単に出来る様になっています。

viw/yiw/diw/ciw

Vimコマンドの中でもよく使うキーバインドとして、

  • ciw: 現在カーソルがある下の単語を消して書き直す

というものがあります。単語のどの位置に居たとしてもその単語全体を消して書き直します。

同様にyiwなら単語をコピー、diwなら単語を削除です。

viwvでVisual Modeに入ってその後単語を選択した状態になります。

これらをvim_ahkでも出来るようになりました。

ちょっと本物との違いとして、 単語の末尾、をきちんと捉える方法が無いので、現在カーソルのある位置にある単語から次の単語の切れ目の前まで、を 選択したり削除したりするようになっています。

また、単語の単位がアプリによって違うためアプリによって選択される範囲が違ったりします。

|の位置がカーソルの位置とする:

状況 選択範囲
abc e|fg hij efg 
print("a|bc") abc (ワードパッド)、("abc") (メモ帳)
abc/d|ef/ghi def (ワードパッド)、 abc/def/ghi (メモ帳)

こんな感じでワードパッドだと記号を区切りとして扱ってくれますがメモ帳だと 一部扱いが通常文字扱いになっていたりちょっと様子が違います。

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