白くまくん
問題を発生したのは2022年1月に買ったRAS-XJ22L。
日立の最上位機種ですが、お掃除機能的な部分が一番良さげなので買ったもの。
性能的にはダイキンがやはり評価が高い部分が大きかったですが、 加湿機能などついた上位機種だと配管が太くて通らない場合もあったりするらしいので その辺も含めて日立に。
お掃除機能などつけずに下位のものにしてちゃんとクリーニング頼む方がコスパ的に良さそうな部分もあるのですが、 その辺はおそらく戦略的に消費電力が圧倒的に上位機種のほうが低くて 単純なエアコン性能で選ぶと上の方になってしまうということも。
保証に関してはメーカー保証の本体1年と冷媒回路の5年の保証のみになってます。
問題発生
実はこれ、去年の4月くらいに一回故障していて交換してもらったもの。
その時の問題は結構大変なもので、冷媒が完全に漏れて、エアコンをつけると 霧の様に出てきてしまう状態。 2,3回試して完全に冷媒がなくなって冷えもしないので修理を依頼しました。
4月位にちょっと暑いときに試しに着けてみてた時だったので 良かったですが、夏本番になってからだと辛かったかも。
本体のメーカー保証も残ってる状態だったので日立に連絡して見てもらったところ、 冷媒がないのを確認して漏れてるのもどこからかよくわからないので交換、ということになりました。
その後、去年の夏はちゃんと動いて冬も暖房は良かったのですが、 今年の夏に入り冷房をつけていたところ、なんか冷たいと思ったらどうもエアコンからちょこちょこ水が飛んでくるようになってました。
ちょうどエアコンのすぐ下に机があるような部屋なのでより影響が強い状態もありました。
直接体に触れると気づきますが、机とかに落ちてもすぐに乾いてしまう程度なので ものが濡れて困る、というほどの状態ではありません。
エアコンを見てみると、外側の風の方向を変える羽のところにもチラチラ水がついてますが、 フィルターを開けて中を見てみると冷媒機のところに水が結構ついている状態。
冷媒機で結露するのは当然ですが、通常は親水性を良くしてあって出てきた水がきちんとドレインに流れて外に流れるようになっているのですが、それが上手く行かずに外に出てきてしまっているようです。
日立のエアコンによくある現象?
とはいえ気になる程度には降ってくるのでどうしたものかとちょっと調べてみたところ、 実は日立の白くまくんではよく起こる現象らしい。。。
- エアコンから水が飛んでくる ちょっと怪しいサラリーマン(リタイア編)
- 価格.com - 『室内にパラッと小雨が降ります…』 日立 白くまくん RAS-X25M のクチコミ掲示板
- 価格.com - 『水飛び~修理完了(メーカー保証)』 日立 白くまくん RAS-AJ22J のクチコミ掲示板
他のエアコンでもあるにはあるみたいですが、ざっと検索した感じだと圧倒的に日立。 ここは調べてるときに見つけられなかった部分。
もっとひどい水漏れ的なひどい状況もありましたが、そこまで行くと他のエアコンでも同じくらい?あるような感じはしmした。
水飛び程度だと実質的にそこまで被害がない場合もあるので仕方なくそのまま使ってるケースもある感じでどうしようかと。
日立の説明だと結露だし、まああるよね、的な雰囲気でクリーニングすれば治るかもよ、とのこと。
どうしようかという感じで、 販売店の延長保証みたいのは入らなかったので、通常の本体保証は切れてますが、冷媒機は5年あり、その冷媒機の交換で治った、という例もあるみたいなので、一旦相談してみることに。
ただ、修理依頼で来てもらって、仮に冷媒機以外の部分を修理すべき、という話になると有償になるし、じゃあ一回クリーニング頼んで見て見るから何もしないで良い、という話にしても無駄に出張費が取られるので微妙だな、と思ってましたが そのあたりも見てみないことにはどうしようもないということなので一旦来てもらうことにしました。
やってもらったこと
見てもらったところ、とりあえず前の機種のように冷媒が漏れてるようなことは無さそうとのこと。
水も激しく出ているわけではないのでやはり冷媒機部分の親水性が落ちているのが問題の可能性が高いと。
空気の汚れが付着して親水性が落ちるらしく、それをクリーニングで落とせば治ることもあるとのことで今回はクリーニングをしてもらうことになりました。
その作業については保証の範囲内でやってくれると。
実際にやったことは冷媒機が全部出るまで外を外してクリーニングスプレー的なものをかけ汚れを落とす作業。
よく見るような、完全養生して水をかけて汚れを落とすみたいな感じのことまではせず、スプレーで落としてそのままドレインに流す程度だけでした。
作業時間は点検含めて1時間位。
ただ、強調されたのは、そのスプレーは日立の工場とかでも使われる親水性を落とさずに中の素材も傷めないものということで、 いわゆる市販のものとかだと親水性を落としたり中を痛めるので絶対やらない方が良いとのこと。
また、業者の人が使うようなものだと、強力なものを使って汚れを落としたあとに、後で中和剤みたいなのをかけて素材を傷めないようにするようなこともあるみたいで、その場合も負担がかかることもあるらしいです。
原因
これといって明らかな原因があるわけではないですが、 親水性が落ちる原因としては空気の汚れの付着で、 特にヘアスプレーなど使うと結構良くなるみたいです。
とはいえ特にそういったものも使っていた訳ではないし、LDKにつけてる同じ白くまくんの方が油汚れとか付きそうなものですがそちらは水がついている様子は見られません。 大きさも違うのと、問題が起きたものが一番使っている、ということもあるので一概には言えませんが、なんらか工場時点で良くなかったのかどうか。
あと、一般的に、最近の色々入った機種は壁から大きく出っ張るように冷媒機部分もせり出していますが、それによってそのまま下に垂れてファン口から外にでてしまうことも起きやすくなってる、とのこと。 昔のエアコンの方がそういったことはあまりなかったようです。(完全に水漏れするとかは別として。)
とりあえず
保証の範囲でメンテしてもらって一旦は水飛びはなくなったのでしばらく様子見。
ただ、汚れが原因だとするとまた1年したら出てしまうかもしれません。 そのときまた同じ様にクリーニングしてもらう形で済むのかどうか。 そもそもしてもらえるかどうか。。。
普通にエアコンクリーニングを頼むのも一つだとは思いますが、 毎年でだめなら中身交換してもらいたいという気も。