rcmdnk's blog

[改訂第6版] LaTeX2ε美文書作成入門

Wordには結構強力なスペル、文法チェックが付いています。

LaTeXで英語の文章を書いた時とかに ちょっとスペルや文法をチェックするのにこれを使うと fastチェックとしては結構便利です。

Wordでのスペル、文法チェック

Wordのツール文章校正を選ぶと 文章中のスペルチェックや文法のチェックをしてくれます。

日本語のチェックも出来ますが、 特に英文のチェックは結構強力で、取り敢えずのチェックするツールとして 便利に使えます。

ただ、Wordで文章を書くことはあまり無いので使う機会が余り無さそうですが、 LaTeX等で書いた文章をWordでチェックすると構成ツールとして便利に使えると思います。

LaTeXをWord(trf)に変換

ただの文章であればそのまま文章をコピーしてWordに貼り付ければ良いのですが、 図の参照やら章の参照やら、また数式とか色々LaTeXの書式が入ってるものを そのままコピペするとそれら全てスペル文法チェックにひっかかってしまって 面倒です。

なので、一旦まともな文章として認識させるために Word形式に変換してそれを用います。

LaTeXをWordファイルに変換する物は結構色々あります。

変換ツール - TeX Wiki

latex2rtf 等、コマンドラインでLaTeXの文章をWord(rtf)形式に変換するものや、 PDFにしてからGoogle Driveを使って変換するなど。

個人的にはlatex2rtfをよく使います。

latex2rtfで変換した文章をWordで開くと 既に文章校正が全て終わった状態になってしまっているので、 これを一度Ctrl-Aとかで全部選択してコピーして、 新規に立ち上げたWordに貼り付けます。

そうすると、赤(スペルチェック)や緑(文法チェック)の違反を示す波線下線が 見える様になると思います。

これで ツール文章校正を選んで、 直すべきなら見ながら元の文章を直す、みたいなことをしています。

Word上で直接直すのではなくて LaTeXの方を直さなくてはいけないので結構面倒な感じもありますが、 取り敢えずのチェック(それ程沢山違反がない場合)としては 手軽に出来る方法です。

その他英文チェック

英文チェックのソフトとして、 Ginger というものがありこれだとWordでのチェックを強化することも出来ます。 (Windows用。)

上の方法でこれを追加してチェックすることも出来ます。

また、Gingerはブラウザの拡張とかもあるので、 Gmailとかで英語書くことが多い場合は入れておくと ブラウザのデフォルトチェックよりも強力にしてくれるので便利です。

Vimとかで文章を書く場合は デフォルトのスペルチェックに加え、 LanguageToolを使うプラグイン を入れると便利です。

Sponsored Links
Sponsored Links

« Bash/Zshで'source'するファイルの中でで自分のパスを取得する AppleScriptをメニューバーから実行するための設定 »

}