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Firefox_200_200

Firefox 51になって一部機能が効かなくなっていたVimperatorですが、 対応するためのPull Requestが作られて公式レポジトリに取り入れられました。

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Firefox 51対応アップデート

上で書いたように現在のVimperator 3.15.0はFirefox 51では tabopenなどタブに関連する項目やHit-a-Hintの機能がきちんと動きません。

上のポストでは取り敢えずタブ周りはなんとなくごまかせてましたがHit-a-Hintは使えない状態。

そんな中、これらを直すPull Requestが作られ公式に取り入れられました。

Fix #568: loading the tabs module failed by ma8ma · Pull Request #675 · vimperator/vimperator-labs

この問題は随分前から分かっては居たけど開発者の人たちが対応しきれてなかった、と言う感じみたいです。

Add support for e10s (electrolysis) · Issue #211 · vimperator/vimperator-labs

とりあえず上のアップデートでFirefox 51では動く様になっています。

まだ公式のリリースが無いので、今すぐに使いたい場合には自分でビルドする必要があります。

Tabs module doesn’t work in Firefox 51 (not e10s) · Issue #568 · vimperator/vimperator-labs

これに沿ってやってみます。

まず、 Add-ons for Firefox に行って上にあるユーザー登録からユーザー登録を行う必要があります。 ただし、Firefox Syncとかを使ってる場合にはそのアカウントが有効なのでそれでログイン出来ます。

ユーザー登録できたら Manage API Keys に行って鍵を作ります。

ISSUERとしてuser:xxxxみたいなものとSECRETとしてランダムな文字列が得られるはずです。

これらをメモしておいて、公式レポジトリをcloneしてビルドします。

$ git clone [email protected]:vimperator/vimperator-labs.git
$ cd vimperator-labs/vimperator
$ cp private.properties.in private.properties

ここで、private.propertiesの内容が

private.properties
1
2
3
4
5
6
VERSION       := $(VERSION).$(shell date '+%Y%m%d%H%M%S')
UUID           = <your UUID>
AMO_API_KEY    = <your API key>
AMO_API_SECRET = <your API secret>
UPDATE_URL     = <your updateURL if available>
UPDATE_URL_XPI = <link to update XPI>

こんな感じになってるのですが、AMO_API_KEYAMO_API_SECRETに関しては 上でメモしたISSUERとSECRETを入れます。

VERSIONはそのままでOK。UPDATE_URLUPDATE_URL_XPIは空白に。

残りはUUIDなのですが、上のインストラクションだとvimerator@<uniqueid> # e.g. vimperator@<yourdomain>となってるんですが これがよく分かってません。。。

FirefoxアドオンのIDを変更する方法【重複ID対策】 ハルパス

を見るとユニークな文字列なら良い様な感じなので、 上のページの中にある Generate GUID Online にアクセスしてGUIDを1つ作ってprivate.propertiesのUUIDに入れます。

公式ではここが[email protected][email protected][email protected]でした。

ちょっとこの辺は自己責任でやってもらうとして、 ファイルを書き直したら、makeします。

makeする際に jpm が必要なのでそれを別途インストールしておく必要があります。

$ npm install -g jpm

準備できたらサイン付きのxpiを作るために

$ make sign

すると、vimperator-labs/downloadsというディレクトリが出来ていて、 その中にvimperator-3.15.0.XXXXXXXXXXXXXX-signed.xpiみたいなファイルが出来ていて これが署名付きアドオンファイルになります。

後はこれを右クリック等からFirefoxで開きます。 上手く行ってればアドオンをインストールするかどうか聞かれるのでインストール。

再起動すればtabopen等が正しく動くVimperatorが入っているはずです。

ちなみにこの前同じようなことをFork版のレポジトリで試したら このアドオンは壊れているため、インストールできませんでした。みたいなエラーが出てできませんでした。

公式のレポジトリと比べると、コードは全く一緒の状態になっていたので、 試しにもう一回ビルドして入れてみるとなんと今度は何も問題なく。。。何が問題だったのかよく分かりませんが、 取り敢えず現在公式のmasterブランチにあるものは自分でコンパイルすると使えます。

Firefoxアドオンの今後

Firefox 51のe10sに関するアップデートに関しては取り敢えず解決したようで、 後は公式のリリースがMozillaに認証されるのを待つ形になりました。

これには数日とかちょっと時間がかかる可能性もあるので、 どうしても今すぐ使いたい、と言う場合には上の様に自分でビルドすることで使えます。

なんですが、どうも今年はFirefoxの大きな転換期になるような感じで、 いろいろなアドオンがそのままでは使えなくなる感じになっています。

Add support for e10s (electrolysis) · Issue #211 · vimperator/vimperator-labs

Add-ons in 2017 Mozilla Add-ons Blog

Firefox 57からWebExtensionsベースでない アドオンが利用不可になるということで、 Vimperatorもこのままだと使えなくなります。 Firefox 57は今年の11月頃にリリース予定になっています。

先日、 Beyond Australis というFirefoxの見た目をスリムにしてくれるアドオンの作者の人も この変更には対応できないのでここまで、という話を出しています。

I cannot continue working on my add-ons anymore. I’m sorry, but it’s time.

このアドオン(最初はThe Fox, Only Betterと言う名前だった)も結構長いこと使ってて 無いと不便だなと感じるものです。

他のアドオンも使えなくなるものは多いと思います。

なので今年の11月には結構な混乱が起こりそう。いっそChromeとかに移る人も多いかも。。。

まとめ

とりあえずVimperatorはFirefox 51に対応することは出来たようで、 現在新しいリリースの認証待(またはその準備中)になっています。

今すぐ使いたい場合には公式レポジトリのmasterブランチの最新のものを自分でビルドすれば使える様になります。

ただ先を考えると次は11月に大きな転換期を迎える様で、 Vimperatorのみではなくていろいろなアドオンが動かなくなるかもしれません。

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