Firefox 54がリリースされました。
Firefox 54
今回の目玉アップデートは e10s-multi と呼ばれる複数コンテンツプロセスへの対応です。
これによって複数タブを開いている時、あるタブの処理の負担が大きい場合でも 他のタブを見ようとする時に影響が出にくくなります。
Google Chromeでは以前から同じように複数プロセスに対応していましたが、 Firefoxも同じ様な事が出来る様になりました。
Google Chromeではこの仕様からメモリを非常に多く使う傾向がありますが、 Firefoxではこの辺に対して長期に渡ってメモリ対策を行ってきていて メモリの使用量を大幅に抑えられる、ということです。
その辺りの目処が付いたから今回のリリースに至った、という感じだと思います。
実際に使ってみた感じ、 これまで悩まされていたタブを閉じた後のプチフリ感が大分軽減されたように感じます。
追記: 2017/06/21
e10s-multiのおかげで良くなったと感じてましたが、 自分の環境では実際にはこれ有効になってませんでした。
Firefox 54で全ユーザー向けに導入されたブラウザ高速化技術「Electrolysis」がオンにならない場合の対処法 - GIGAZINE
Vimperatorがこのマルチプロセスに非対応なので 有効にしている以上マルチプロセスウィンドウの機能が有効になりません。
アップデートしてから確かに安定してるな、と感じてはいて、 これ知ってからもやっぱり安定してる様な気はしますが、 ただの気のせいか、それとも根本的な安定性が上がってマルチプロセスウィンドウ機能なしでも 前よりは安定しているのかも。
追記ここまで