rcmdnk's blog

20170930_quantumnewtab_200_200

Firefoxはバージョン57で大幅な変更があり 色々新しくなるとともに現在使われているアドオンの大半が使えなくなったりします。

アドオンに関してはこれから対応して行こうというものもあれば 一部のアドオンはアップデートに対応は難しいということで対応を諦めているものもあります。

その57のベータ版が先日リリースされたのでちょっと触ってみました。

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Firefox Quantum

2x faster and 30% less memory Firefox Quantum Browser

Start Your Engines – Firefox Quantum Lands in Beta, Developer Edition - The Mozilla Blog

Firefox — Beta Notes (57.0beta) — Mozilla

色々技術的な事がありますが、とりあえずこれまでのFirefoxに比べて2倍暗い高速で Gogole Chromeに比べて30%程メモリの使用量が少ない、とのこと。

ベータ版がQuantumバージョンで先日リリースされ、以下のページからダウンロードできます。

Try New Browser Features in Pre-Release Versions Firefox

MacだとHomebrew-Caskで

$ brew cask install caskroom/versions/firefox-beta

でもインストールできます。 (ただし既にFirefoxをインストールしている場合、brew cask rm firefoxなどしてアンインストールしないとエラーになります。)

軽く使ってみた感想

ちょっと使ってみた感想ですが、速いか、と言われると巷で騒がれてるほどの違いは感じませんでした。 まあユーザーディレクトリを削除せずにそのまま同じものを使っているので そのゴミのせいも多少あるかもしれませんが。

メモリの使用量は大体同じ様な感じで使ってみた所で 現在のFirefox 55で1.25GB位の所を1.1GB位でいけてる、位な感じでしたが 多少は軽くなってるのかな、と。

Chromeは同じような使い方をするとプロセスが沢山になるのであれですが2GB位使ってるので それよりは少ないです。

まあきちんとした比較ではないので使い方によるからそれ程今は気にするところではないかな、とも。

見た目

Firefox Quantumはタブの表示が現在のFirefoxよりもコンパクトな表示になっています。

quantumnewtab

Quantumでは新しいタブを右側の歯車ボタンを押すことで上の右の部分の様な 設定画面を出せてその場で表示の変更が出来ます。

全体の外観としてタブの部分を見ると角ばったタブになっていて、 選択されたタブが白背景で他が黒背景になっています。

一方現在のFirefoxはこんな感じ。

firefox55

丸っぽいタブに上の方にスペースがあったりします。

タブに関してはFirefox 53でコンパクトなテーマがFirefox公式からリリースされています。

こんな感じです。

firefox55compact

明るいLightと暗いDarkなテーマがありますが、 上のはlightDarkだとブックマークツールバーまで含めて黒背景になります。 (ただしWindowsだとDarkはちょっと見づらくなるので実用的ではありません。)

Quantumと比べるとこのコンパクトなテーマを元にした形にしてるのかな、と言った感じがします。

Quantumでもコンパクトテーマを使えますが、Lightテーマだと全体的に白背景に、 Darkだと黒背景になりますがタブの形とかはデフォルトと変わらない様に見えます。

見た目のカスタマイズとしてFirefoxのカスタマイズを開くとこんな感じ。

quantumcustomize

何やら良くわからない生物がいますが、 ドラックアンドドロップで色々とツールバーに追加できるのは今と同じ。

アドレスバーの両側にある四角の部品はは伸縮自在のスペース で、画面幅によって良しなに幅をとってアドレスバーを無駄にだだっ広くしないように調整してくれます。

あとはUI密度という項目が下に新しく出来て、ここでコンパクト通常を選べます。 通常とあるにも関わらず初期値ではコンパクトが選ばれてましたが。 (何かしらの今の設定からくるものかもしれませんが。)

またDrag Spaceというチェック項目がありますが、これにちぇっくすると タブの上側に少しスペースが出来ます。 ただ、これをするとMacだと左上のクローズボタンとかが下がちょっと欠ける様になってしまいます。 多分バグなので正式リリースまでには治ると思いますが1

設定

環境設定を開くとこんな感じ。

quantumpreferences

項目は

  • 一般
  • 検索
  • プライバシーとセキュリティー
  • Sync

だけになっていて、今のFirefoxにあるコンテンツとかアプリケーション、詳細とかにある項目は 一般にまとめられています。

どっちが良いかは好みによるかと。

アドオン

最大の問題はQuantumで使えなくなるアドオンが大量にあることです。

現状のFirefoxでもアドオンの一覧を表示させると下の様に Quantumでは使えないアドオンは旧式という表示が出るようになってます。

addons

加えてFirefox 54で導入されたマルチプロセス(e10s-multi) に対応してないものはNot compatible with multiprocessという表示も出ています。

現時点では非常に多くのアドオンが旧式になっています。

いくつか無いとほんとに困るものがありますが、 例えばLastPassなんかはおそらくQuantumの正式リリースまでには間に合わせるんじゃないかな、と思います。

一方でFirefoxを使い続ける最大の理由である Vimperator はやはり対応は無理そうです。

現状でもVimperatorはマルチプロセス(e10s-multi) にも対応できていない状態ではありますが、 Firefox Quantumで必須になるWebExtensionsへの対応もどうにもならなそうな感じです。

代替えアドオンとして現時点でQuantumに対応しているものとしては Vimium-FFSaka KeyQuantumVim 辺り。

Vimiumは Chrome用 に開発されてたアドオンで 同じ GitHubのレポジトリ で開発されてます。

同じ名前の Vimium というアドオンもありますが、こちらはQuantum非対応で 作者も違うので関係があるのか勝手に名前を使ったのかわかりませんが、 いずれにしろ使うならVimium-FFの方になりそうです。

これらが出来ることは基本的にH/J/K/L でのカーソル操作とFによるHit-a-Hint機能。 Vimium/Saka keyとかだとOで入力ポップアップを出して URLを入力したりしてアドレスバーの様な作業が出来ます。

ただ、カーソル操作であれば他でキーボドショートカットをやれば色々出来ます。

アドレスバー代わりだけであればアドレスバーを直接フォーカスすることは元々ショートカットキーがあるので そうすれば良いだけ。

Hit-a-Hint機能は素の状態だと難しいですがそれだけならそれ程難しいものでもありません。

Vimperatorではやはりコマンド機能や様々なコマンドへのキーの割当など が大きな意味合いを持っていると思います。

それらが重要でないなら元々Chromeに行ってVimiumで十分です。 Vimium-FF使うならChrome+Vimiumのが良いでしょう、というのは当然なことだと思いますし。。。

逆にChromeでcVimを使うとか。

いずれにしろVimperatorは一旦無いものとして考えないと行けない状況が近づきつつあるようです。。。

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  1. これに関連してちょっと面白いモックアップを見つけました。

    Stephen’s Mockups

    Firefox Quantumで使える様なオプションを試してみることが出来ます。 上のMacでの問題などは再現されてないので古いのか違う部分も結構あるにはありますが。

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