GNU Screen v4.3.0 がリリースされてたので UTF8パッチをあてたFormulaをアップデートしたりして 試してみました。
GNU Screen v4.3.0
これによると6月13日に4.3.0がリリースされてたようです。
ちょっと他のソフトのFormulaをアップデートしてテストとかしてた時に screenutf8.rbのFormulaがエラー出してて調べたら最近色々アップデートがあったみたいで。
2008年リリースの4.0.3から長いこと4.1.0のdevelopバージョンがちょっと出てきてて、 正式リリースが結局6年後の2014年に4.2.0 (すぐに4.2.1)として出た状態でしたが、 4.3.0が1年ちょっとでリリースされた形になります。
tmuxの勢いに押しつぶされる感じかと思いましたが意外と盛り上がってくる。。。?
今回のアップデートで新たに加えられたコマンドが
- ‘sort’ command sorting windows by title
- ‘bumpleft’, ‘bumpright’ - manually move windows on window list
- ‘collapse’ removing numbering ‘gaps’ between windows, by renumbering
という物。collapse
コマンドはレイアウトを整理する際に
結構便利になりそう。
後は
- Allow setting hardstatus on first line
辺りが場合によっては嬉しいかも。
MacでHomebrewで入れてみる
Homebrewの
homebrew-dupes: https://github.com/Homebrew/homebrew-dupes
レポジトリをTapすると入ってるscreen
Formulaが既にアップデートされていて
デフォルトが4.3.0になっています。
ただし、最近またアクティブに更新されてる感じで嬉しい感じなのですが、 今のHEADバージョンはコンパイルできません。 簡単なエラーだけっぽいのでちょっといじれば治せる感じでしたが、 多分すぐに変更されると思うので、取り敢えず今はHEAD使わず Index of /gnu/screen からZipファイル取ってくるなり4.3.0を使った方が良さげです。
Homebrewでも--HEAD
オプションを入れると今はコケます。
--HEAD
無しならインストール出来ました。
ただ、このままだとやはりまだ文字化けが起こったので、 UTF8用パッチ適用を入れた screenutf8.rb を使います。
$ brew tap rcmdnk/homebrew-rcmdnkpac
でタップして
$ brew install screenutf8 --utf8
でパッチのあたったGNU Screenがインストールできます。
取り敢えずこちらもscreen v4.3.0にアップデートしてインストール出来る事を確認しました。
ただし、上にも書いたとおり今は--HEAD
を使うとコケます。
(utf8パッチをあてないとコンパイル時にコケますが、
パッチを当てようとするとその部分でもコケてしまいます。。。)
GNU Screen 4.3.0の新しいコマンド
ちょっと新しいコマンドを試してみた絵。
sort
はウィンドウに名前を逐次名前を付けてたりする場合には良いのかもしれません。
bumpleft
、bumpright
は最初複数ウィンドウが表示されてる場合、
縦分割してると横と入れ替えられるのか、と思いましたがそうではなくて、
ウィンドウリスト上で順番を入れ替える、ということでした。
collapse
はきちんと間を詰めて番号が繋がる様になってるのが分かると思います。
基本的に全てウィンドウリストの整理用のコマンドですが、 レイアウトとかの一括管理とかしようとする時には 色々と綺麗に整理できる事が出来るようになって嬉しい所です。