rcmdnk's blog

Chrome_200_200

ちょっと前からGoogle Chromeであるタブを別のウィンドウとして独立させたいと思って ドラッグしてウィンドウ外へ持っていくと、タブのページ自体は元のウィンドウに残ったまま 単に新しいウィンドウが出来る、という現象が起こっていました。

MacでもWindowsでも起きています。

起こっている問題

通常、タブを使えるアプリケーションだと 一つのタブを別のウィンドウとして独立させたいと思ったとき、 通常はそのタブをドラッグしてウィンドウ外に持っていくと そのタブが新しいウィンドウとして作成され 元のウィンドウからは消えます。

起こっている問題は、 Google Chromeで複数タブを開いているとき一つのタブをドラッグしてウィンドウの外へ持っていくと 新しいウィンドウは出来るのですがそのページは設定してある新しいページのもので 元タブは元のウィンドウに残ったままになってしまいます。

また、残ったタブを新しいウィンドウに持っていこうとすると 途中で新しいウィンドウが出来たりごちゃごちゃしてしまいます。 以前はもっと素直に移動できたはずなのに。。。

問題を検索

一年ちょっと前のGoogle Chrome Helpのポスト

Dragging a tab to create a new window - Google Chrome Help

ここでは同じ様な現象にあった際、 chrome://flagsを開いて以下の項目を有効にしたら治った、とあります。

Allow tab detaching in fullscreen
Allow tabs to detach from the tabstrip when in fullscreen mode on Mac. – Mac

#enable-fullscreen-in-tab-detaching

ただこの設定は今探してみてもありません。 Tabに関するものなどもさがしてみて試したりもしましたが上手くいくものはありませんでした。

Click and drag tabs into a new window stopped working - Google Chrome Help: https://support.google.com/chrome/thread/2481555?hl=en

こちらは今年のポストで最近の投稿もあり、皆困ってる、と言ってるだけ。 人によっては3年間もこの問題に悩んでいる、と。

気になり始めたのがここ1ヶ月くらいだと思うので 何か環境による違いがあるのか。 とりあえずここでは解決策はまだ出ていません。

Windows v.s. Mac

WindowsでもMacでもChromeをメインで使っていますが、 拡張機能なども同期して同じ様な環境になっています。

とりあえず両者でもう一度確認してみましたが、やはり両方で同じよ言うな現象が起こっています。

シークレットモードで試してみる

人によって違いがありそうなので恐らく拡張機能が悪さをしているのであろうと。

ということでファイルメニューや右上の3つボタンから新しいシークレットウィンドウ を立ち上げ(もしくは--N(Mac)/--N) 試してみます。

そうすると素直に新しいウィンドウにタブが移せました。

ということで拡張機能を調べていきます。

今回の原因

拡張機能をオフにしたりして試してみると (というか怪しいのがあってそれを最初に試して一発当)、 今回の原因は Don’t Close Window With Last Tab という拡張機能を入れているせいでした。

この拡張機能はタブを削除していってもウィンドウを残したままにしたいために入れています。

Firefoxだとabout:configから設定できるのですが。

ちょっと違うところは、Firefoxでは最後に空のページが残りますが、 ChromeのDon’t Close Window With Last Tabでは 最後から2つめのタブを閉じる際に新しいタブを作り強制的にウィンドウを残すような仕組みです。 ウィンドウをcloseボタンから直接消せばもちろん消せます。

良く、マウスジェスチャーやcVimのD連打で一通りタブを消して サラなウィンドウにしたいことがあるのですが、 その際にウィンドウごと消えてしまうと立ち上げ直すのが面倒なので。

まあ、素直に新しいウィンドウを立ち上げて元のウィンドウを消す、とかでも良いのですが。。。

ただ、最初Chromeに移って Don’t Close Window With Last Tabを使って 最後2つタブが残るのがちょっとあれかな、と思いましたが、 今は、その一番最後のタブをGmailとして開いておいて 常にGmailのタブがある状態に出来るのでこれはこれで便利です。

という状態なのですが、タブを引っ張って新しいウィンドウを作れるようにするのと 最後のタブを残す、これのどちらかを取らないといけないみたいです。。。

拡張機能だけのせい?

Don’t Close Window With Last Tabが原因なのはわかりましたが、 これを入れたのは少なくとも1年半は前で、その時からこの問題が起きていたわけではないはずです。

少なくともこれに気づいたのはここ1ヶ月くらいで、それまでも同じ様にタブをドラッグしていることはよくあったので。

Google Chrome Helpのフォーラムでも この状況に陥ったタイミングが様々に見えますし、 いくつかの要因が重なって起きているようにも見えます。

昨年解決したという設定ももうないのでその辺りでもオプションで変更できないか何らかの変更が入っているようですし。

おそらく、Chromeのちょっと前までのバージョンでは Don’t Close Window With Last Tabを使っても問題なく タブのドラッグで新しいウィンドウが作れていたものが、 Chromeの変更と何らかの競合が起きてちょっとおかしくなってしまったのかと。

なので拡張機能側の対応で治るかもしれませんしChrome側のアップデートで治るかもしれません。

まとめ

今回の問題の原因は Don’t Close Window With Last Tabで これを無効にすれば解決できました。

ただ、この機能は便利なのでトレードオフとしてどっちを取るかまだ迷い中。

Don’t Close Window With Last Tabで の機能は気をつければ必要ない機能といえばそうで、 一方、タブからドラッグでウィンドウを作れないのはどうしようもないので 拡張機能を無効にして慣れる方が良いかな、とは思ってますが。

もしくは別な拡張機能を試してみるか。 いくつか Don’t Close Window With Last Tab と似たようなものがありますが最終的に思い通りに近いのが Don’t Close Window With Last Tab だけだったので変更するくらいなら単に無効にするかな、とも。

そのうちアップデートで治りそうな気もするので 有効にしたまま待つのも手ではありますし、そうしないと治ったのにも気づき辛い。

とはいえ、ドラッグで結構イライラしてるのでとりあえずは無効化しようかな。

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