rcmdnk's blog

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今更になってしまいましたがmacOS 11.X Big Surへのアップグレードを行ったのでの 気づいた点や感想など。

macOS 11 Big Sur

これまでのmacOSはmacOS 10.15 Catalinaで、 2019年10月8日にリリースされました。

その前はmacOS 10.14 Mojaveは2018年9月25日リリース。

macOS 11 Big Surのリリースは2020年11月13日リリースなので 大体1年1ヶ月ということで同じような間隔で新バージョンがリリースされてることになります。

ただ、今回大きく違うのは、これまで10.Xというバージョンだったものが 11とメジャーバージョンのアップデートが行われました。

Mac OS X 10.0 Cheetahが発売されたのが2001年3月24日ということなので 実に20年ぶりのメジャーアップデート、ということになります。

それ以前は Classic Mac OS と呼ばれているらしく、UIとかはMac OS Xになって大きく変わっています。

10.Xでも、最初はMac OS X 10.Xで、その後、10.8 Mountain LionからMacが外れOS X 10.8、 さらに10.12 SierraからmacOS 10.12、の様に変わりました。

メジャーアップデートということですが、 今までのMacを使いながらアップグレードするユーザーに取ってはUI/UX的に 9.Xから10.Xに変わったときのような 大きな変化があるわけではないと思います。 (まあその頃は私は使ってなかったので実際のところわかりませんが、10.Xが出た初めの頃は 新しいUI/UXが嫌で9.Xを使い続ける、という人は多かった様です。)

Big SurではこれまでのIntelのCPUに加えてApple Siliconでも動く、というのが 一番大きい変化でこれがメジャーアップデートにした大きな理由だと思います。

その中で一部古いドライバやソフトウェアが動かなくなる、という点もあるかもしれませんが、 10.15 Catalinaでも32ビットアプリが動かなくなるなどといった変化はあったので、 大きいのはApple Siliconへの対応ですね。

ちなみに、今後はまた、11.0, 11.1, …という感じで1年くらいおきにマイナーアップデートして 名前も変わっていくのかと思っていたら すでにBig Surの名前のもの11.2.3とかがリリースされているので、 今後はマイナーバージョンも細かくアップデートされていくようです。

11.1だと新機能といえるものも少しありましたが、 11.2はbug fixだけで、この辺のリリース番号の付け方がどういう基準かは謎。

macOS Big Sur のアップデートの新機能 - Apple サポート

今年中か来年頭には12.Xがリリースされる?

アプリの互換性

すでに11.2.3がリリースされた状態になっていて、 色々と整理、アップデートされた後とあって今の所使っているアプリで 使えないものはありません。

個人的に重要なのは

あたりでこの辺が動けばまあやりたいことできるかな、といった感じ。

主な新機能

Big Surの主な新機能については公式でまとめてくれています。

macOS Big Sur - 特長 - Apple(日本)

以下はざっとそれぞれに関しての感想:

  • Macの体験
    • アイコンや様々な部分の見た目のアップデート
    • なんか違うな?という感じで違和感を覚える程度。
  • コントロールセンター
    • iPhoneのコントロールセンター的なものの導入
    • 今の所有用性を余り感じない。
    • サウンドなどをメニューバーから消してもコントロールセンターでアクセスできるので、メニューバーの整理、という意味では多少は良いかも。
    • ただ、ものによってメニューバーだけ、コントロールセンターだけ、など決まってるものもあるのでその点が微妙。
    • むしろこれがメニューバーから消せないのがちょっと邪魔。
  • 通知センター
    • もともとポップアップ通知を見ることくらいしか使ってないので出てくる通知の表示が変わったな、と思った程度。
    • 開いてみたら色々なウィジェットが詰まってて邪魔くさかったので一旦全部消した。
  • Safari
    • Google Chrome利用。
    • OSに最適化されてて速いというのは徐々に強い魅力になってきたかも。
    • ただ拡張機能が十分使えない現状だとやはり移行は難しい。
    • が、そんな人の助けになるように、Chromeの拡張機能などを移行するツールがあるらしい。
  • メッセージ
    • 使わない。
  • マップ
    • 使わない。
  • プライバシー
    • プライバシー情報がどう扱われているか、などよりわかりやすくしてくれるということで。
  • ソフトウェア・アップデート
    • 体感としてはまだ分からないですが、速くなったということで。
  • AirPods
    • AirPods持ってない。
  • Apple Arcade
    • 使わない。
  • バッテリー
    • 過去にどういった感じで使ったかが見れるように。
      • バッテリーが持たなくなったな、と感じたらちょっと見てみるのには便利かも。
    • こういった充電の仕方を学習してバッテリーの寿命を伸ばす、的なものは最近良く見るようになった気がするが、それを実感出来た試しがない。
      • 実際平均でどれくらい長持ちするようになったとかの記録はあるんだろうか?
    • メニューバーに%表示をさせる設定は環境設定バッテリーaではなく、環境設定Dockとメニューバーの中のその他モジュールにあるバッテリー(メニューバー)から設定できる。(よくMacであるややこしい罠設定。)
    • 使わない。
  • ホーム
    • 使わない。
  • ミュージック
    • 使わない。
  • メモ
    • きちんと使うメモは別アプリで管理。
    • たまに使うが、使うのはシンプルだから。
    • 検索するほどは貯めないし、スキャンとかを取り込んだりもしないので余計な機能を入れ込むよりはよりシンプルで軽いアプリになってほしい。
  • 写真
    • 使わない。
  • Podcast
    • 使わない。
  • リマインダー
    • 使わない。
  • Spotlight
    • 高速化されて賢くなったのは嬉しい。
    • あらゆる書類がフルプレビュー出来るようになったのも結構すごい。
  • Siri
    • 使わない。
  • ボイスメモ
    • 使わない。
  • 天気
    • 使わない。
  • インターナショナル機能
    • 日本語もGoogle日本語入力なので特に影響がない。

気になった部分とか

上に挙げたものの中で少し詳しくみたいものとかそれ以外のものとか。

環境設定

OSが新しくなったら環境設定をのぞいてなにか新しい設定無いかな、と探すのが1つの楽しみですが、 今回のアップデートではあまり面白い変更はありませんでした。

見た目で大きく変わったのはDockとメニューバーのところにコントロールセンター の設定が加わった位。

それ以外だと下に各アクセントカラーの設定が加わった程度で ほとんど新しい設定的なものはない感じです。

アクセントカラー

環境設定の一般のところに、アクセントカラーという項目ができました。

20210317_color.jpg

これを変えることでウィンドウの左上にある閉じるなどのボタンの色や その他もろもろのUIの色を変えることが出来ます。

上の絵だとグレーを選んでるので、左上のボタンがグレーになってることがわかります。

これによって完全なダークモードっぽい状態に出来るので地味に嬉しい追加機能。

Dockの背景色

好みの問題ですが、ダークモードにしたときのDockの背景の色が なんか濃くなったな、と感じました。

20210317_dock.jpg

ライトな場合でも白が強い。

基本的にDockは隠しているし直接使うこと殆どないので個人的にはそこまで気にならないですが、 もし常に表示させてるんだとしたらもうちょっと目立たない色にしたいな、と。

起動音を鳴らしたり消したり出来るようになった

その昔、Macは立ち上げる際にジャーンという音が鳴り、 静かな環境でふと再起動した際に恥ずかしい思いをする、という 人を量産してきました。

これを避けるために過去の人達は様々な努力をしてきました。

そんな起動音ですが、2016年以降に発売されたMacでは鳴らない様になっていました。

なければないで寂しいものかもしれませんが、 これが再び復活し、今度はOSの設定で自由に鳴らしたり鳴らさなかったり出来るようになりました。

環境設定のサウンド

  • 起動時にサウンドを再生

というチェックボックスがあるのでそのチェックを外せば鳴らないしチェックすれば鳴る状態。

20210317_sound.jpg

上の記事の最後にも書いてますが、 macOSが不調な時などにビープ音が鳴ったりするらしいんですが おそらくこれは別設定でジャーンを消しても鳴るんだとは思います。 (確かめてないです。)

Mac の起動時にビープ音が鳴る場合 - Apple サポート

色々な音が変わった

スクリーンショットを撮るとき、パシャという音の上にポコといった感じの音がかぶさった音になりました。

それ以外にもちょこちょこ変わっている模様。

Spotlightのプレビューがデフォルトで非表示に

これまでSpotlightで画像などを検索すると自動的にプレビューが表示されてましたが、 Big Surからは文字列のリストだけが表示されるようになりました。

結果が表示された状態でTabを押すとそのファイルのプレビューがクイックルック的に見えるようになります。

Big Surからは文章の書かれた数ページのPDFなどもこれでスクロールバー付きのプレビューとして全ページ見れるようになります。

検索して右に>マークがでているものは画像などのこれまでもプレビューができていたようなもの。 これらに関してはプレビューが出てない状態でReturnを押すと 一旦プレビューが表示されます。

もう一度押すとファイルを開きます。

20210317_spotlight.jpg

クリックに関しても>マークのものは最初は開かずにプレビューを表示するようになっています。

そのあたり、macOS 10.Xのときとは少し動作が変わっていますが、 細かいことに関しては以下によくまとまっていたので参照してみてください。

Spotlight Changes in macOS 11 Big Sur - Lacona Blog

Signed System Volume (SSV)

OS X 10.11 El Capitanの時にSystem Integrity Protection(SIP)という新しいセキュリティシステムが追加され色々と変わりました。

これに加えてmacOS 11.0 Big Surでは新たにSigned System Volume (SSV, 署名付きシステムボリューム)と呼ばれるセキュリティシステムが追加されました。

署名済みシステムボリュームとは - Apple サポート

Protecting data at multiple layers - Discover - Apple Developer

システムボリュームに関するセキュリティ強化はMojaveやCatalinaなどでも少しずつ追加され 書き込みが難しいようになってきていましたが、 SSVによってそれをさらに強化した形です。

これによって、以前はSIPを切ればなんとか変更できていたシステムのアイコンなども 事実上変更不可能になった模様。

SSV自体はSIP同様にリカバリーモードから無効化することはでき、

# csrutil authenticated-root disable

というコマンドを打てばSSVは無効化は出来ます。

ただし、SIP、SSVを無効化しても完全に自由に変更できる状態になるというわけではないようです。

LiteIconというアイコンを変更するアプリがありますが、 このHP上では

End of the road…
We are sorry to announce that LiteIcon has been discontinued, as it is no longer possible to replace system icons on macOS Big Sur.

という悲しいお知らせが出ています。

SIPが導入されたときはSIPを無効化すれば出来る、ということが多くて 最初の頃は無効化していましたが、 今回は無効化しても出来ないままのものも多いし、個人的には無効化してまでやりたいこともないため 無理にSSVを無効化してどうこうする、とうことは今の所するつもりはないです。

起こった問題

特に大きな問題は起こってないんですが、 繋げて使っていたHHKBがドライバのアップデートが必要で最初は一切効かない状態になってました。

HHKBの旧製品はmacOS Big Surに対応しますか? Happy Hacking Keyboard よくあるご質問

上にしたがってドライバをインストールしてmacOSを再起動 したら使えるようになりました。 (自分の環境では再起動しないと動かなかった。)

それ以外は特に大きな問題は起こっておらず、 逆に特に新しい機能で面白いな、と思うこともそれほどなく、 メジャーバージョンが更新されたOSということでしたが アップグレードしたもののちょっと拍子抜け感すらある感じでした。

やはり違いを感じるにはApple Silicon製のMacを使ってみるしかないですね。

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